2012年02月21日

存在を知ってから35年後に初めて食べる

 居酒屋に行ったら、時代劇ゲームとタイアップした企画メニューがありました。戦国武将に関連付けたメニューなのですが、徳川家康のものは「家康最後の晩餐」という名前で、鯛の天ぷらが掲載されていました。
 家康が鯛の天ぷらを食べて食中毒死した、という言い伝えを元にしているわけです。それだけでも凄い感覚ですが、さらに「これを食べて死んだ人」のイラストとメニューを並べているのです。ついでに「食べたら貴方も家康のように食中毒!」というフレーズでもつければいいのでは、と思いました。
 あまりのセンスに早速注文しました。そして、食べる時に、「そう言えば、鯛の天ぷらを食べるのは生まれて初めてでは・・・」と思いました。
 小学校の時に「まんが日本史」で、「家康の食中毒死」を読んでから、約35年ほどたっています。まさか、このような形で、その「歴史上の食べ物」を味わう機会が来るとは思いませんでした。
 なお、天ぷら自体は、普通に美味しく、食後に中毒も発生しませんでした。

2012年02月21日 23:52