2012年02月22日

最悪の組み合わせ

 PCを買い換えた家族から、e-taxが操作できない、という電話がありました。昨年までのWindwsXPでは問題なく操作できていたのに、Windws7にしたところ、画面が開かないとのことです。
 聞いてみたところ、ポップアップブロック機能が働いている感じでした。そこで、実際に行って操作をし、「信頼済みサイト」に登録したりしたのですが、やはり画面が出てきません。
 不思議に思いながら、いろいろいじっていたところ、画面下にポップアップの警告と解除のダイアログが表示されている事に気づきました。別画面が立ち上がり、その裏に隠れていたので、気づくのにかなり時間がかかったのです。
 なぜか分かりませんが、IE9では、状況によって別窓がタブになる事もあれば、新たなウインドウが立ち上がる事もあるようです。
 そのため、普通に操作しているだけで、4つものウインドウが立ち上がり、その中にそれぞれタブがある、という構造になってしまっていました。それだけでも分かりにくいのに、別ウインドウが警告ダイアログを隠すわけです。
 e-tax自体もかなり分かりにくいサイト設計になっています。それに、IEの「新機能」が加わった結果、このような訳の分からない事になってしまったようです。悪い意味での相乗効果が発揮されたと言えるでしょう。
 納税者の事を考えれば、e-taxの推奨ブラウザからIEは外したほうがいいのでは、とまで思いました。来年は改善されるのでしょうか。

2012年02月22日 21:37