2012年04月17日

キャスターとツイッター

 CATVのチャンネルを回していたら、アメリカのスポーツ局「ESPN」のスポーツニュースが流れていました。
 外国のスポーツニュースには関心がないので、チャンネルを変えようと思ったのですが、その時出てきたテロップにちょっと驚き、手を止めました。
 そのテロップはキャスターの名前でした。そして、その脇にはツイッターのアカウントが表示されていたのです。
 最初は、えらい自己PRの強いキャスターだな、と思っていました。しかし、その後出てくるキャスターも皆、同じように名前と一緒にツイッターのアカウントが表示されていました。

 どうやら、局の方針として、キャスターの名前にツイッターのアカウントを併記する決まりになっているようです。
 ツイッターの普及は身をもって実感していますが、そこまで進んでいたとは思わず、ちょっと驚きました。
 しかし、確かにこれなら、ツイッターを見ることにより、キャスターが立地している考えや、ニュースの題材への習熟度などが分かるわけです。
 見るほうとしては確かに便利な仕組みだと思いました。もっとも、キャスターとしては、出演中や取材中以外にも、ツイッターで発信をする必要が生じるわけです。別に義務ではないでしょうが、それぞれのアカウントをフォローしている人としては、更新頻度並びにその品質が高いキャスターを自然と支持することでしょう。
 キャスターとしては大変でしょうが、多くの人に情報を伝えるのですから、そのような形で評価の機会が増えるのは仕方ない事でしょう。この仕組が日本でも早く一般化してほしいものだと思いました。

2012年04月17日 21:29