2012年04月16日

ニュース提供元調整機能

 久しぶりに、Googleニュースの設定画面を開いた所、「ニュース提供元を調整」という機能が追加されていました。Googleニュースには、多種多様の情報機関のニュースが掲載されているのですが、その提供元を選別する、という機能です。
 情報を提供する会社は多々あり、その品質も千差万別です。その中には、読んだ人を騙すつもりで見出しをつけているとしか思えない、という会社も存在します。
 有名なのは東京スポーツの一面です。ただ、あれは、もはや様式美みたいなものです。また、Googleニュースにも掲載されないので、気にもなりません。
 ところが、フジサンケイグループの記事は、掲載されていました。メインの産経新聞も、子会社の夕刊フジも、とにかく記事の質が低すぎます。ろくに取材しない記者の思い込みを、事実であるがごとく「報道」する事も多々あります。
 最近一番呆れたのは、ある選挙で、支持者の一人が言った事が、見出しでは当選者が言った事のようになっていた、という記事でした。この時以来、この新聞社の構成員の国語力は小学生レベルなのでは、と本気で思っています。

 以前は、Yahoo!やmixiのニュースも目を通していたのですが、両社とも、このグループが発するヨタ記事の掲載比率が非常に高く、見ていて不快感を覚える事が多々ありました、それゆえ、現在ではそれらのニュースも見なくなりました。
 Googleニュースについては、さほど産経系を偏重している事はないので、気にならず読んでいました。とはいえ、そこのヨタ記事の見出しが目に入るのは楽しいことではありませんでした。
 その懸案が、この「ニュース提供元を調整」機能で解決されました。画面を開くと、提供社ごとに設定できるようになっており、スライダーを調整して「表示しない」とすることができるのです。
 というわけで、早速、産経新聞と夕刊フジブログをその対象にしました。これで、ニュース収集の効率が上がるうえに、低劣な文章を目にする事が減るわけです。極めて有難い機能だとつくづく思いました。

2012年04月16日 22:01