2012年01月25日

積み残し

 総武快速の君津行きで帰りました。船橋でかなり下車する人がいたので、流れにあわせて自分もホームに降りました。
 一方で、乗車待ちのほうもかなりの行列になっていました。このま最初に乗ると、次の津田沼で降りる際に、人をかきわけなくてはなりません。そこで、列の最後尾について一番最後に乗ろうとしました。
 ところが、自分の前の人が乗るあたりで、扉が閉まり始めました。とはいえ、明らかに行列は残っています。だからまさか、自分が乗るまで閉まることはないだろう、と思っていて電車に入ろうとした瞬間、目の前で扉が閉まってしまいました。
 隣に並んでいた女性も一緒に積み残され、「えっ?こんなのってないでしょ」と怒っていました。
 その後すぐに津田沼行きが来て、それが各駅停車とギリギリで接続してくれました。したがって、自分は特に被害はありませんでした。
 しかし、千葉より先に行こうとしていた人の場合は、かなりの時間のロスになります。調べてみたところ、内房線沿線の人なら15分ほど、蘇我から外房線に乗り換える人なら20分ほど、このような積み残しを食らうと、帰宅時刻が遅れてしまうことがわかりました。
 これまで、ラッシュ時の電車で多くの人が降りるにも関わらず、人の流れに抗って頑張っている人を見るたびに、「何を意地はって周囲に迷惑をかけているのだろうか?」と思っていました。しかし、今回の経験で、そのような人の気持ちが少し理解できました。
 もちろん、乗ろうとする人を際限なく待っていたら、ダイヤが乱れてしまう、という運行側の事情も分かります。
 結論としては、現在の総武快速の通勤輸送がほぼ限界である、という事なのでしょう。そのことを再認識させられました。

2012年01月25日 22:48