2011年10月23日

愛媛FC、後半に追いついて引き分けに

 アウェイで行われたファジアーノ岡山対愛媛FCをテレビ観戦しました。最初から最後まで見るのは、かなり久しぶりです。
 開始直後は、愛媛が押していたような感じでした。そして、前野選手がシュートを放ち、キーパーが弾いた球を大山選手が押し込みます。しかしながら、直後にオフサイドの判定が下りました。アナウンサー氏によると、ベンチで見ていたバルバリッチ監督は、シュート時点でオフサイドに気づき、ボールがゴールネットを揺らしても座ったままだったそうです。

 その後、何度か相手ゴール近くでFKを得たりしますが、内田選手が直接狙うものの、いずれも決まりません。昨年、何度か同じようなFKを決めた場面を見ていただけに、残念に思いました。
 そして前半38分に、岡山がコーナーキックを得ます。ストヤノフ選手がゴール前に上げると、中央にいたにも関わらずなぜかノーマークだった後藤選手が頭であわせ、岡山が先制しました。
 後藤選手は入場時に、生後8ヶ月のお子さんを抱いていました。その試合で今期初ゴールですから、かなりいい想い出になったでしょう。
 後半に入り、愛媛が攻める場面も増えます。ただ、お互いミスが多く、今ひとつしっくりしない展開になります。
 そして後半32分、岡山が自陣でサイドにいたDFにパスをまわします。ところが、そのトラップが甘く、接近していた東選手がそのボールを奪い、そのままシュートを決め、愛媛が追いつきました。
 その後も、お互いに好機は得ますが、なかなか得点には結びつかず、アディショナルタイムに入ります。そこで愛媛が攻めこむのですが、サイドでドリブルしていた選手が中央を走っていた選手にパスをしたところ、パスを受けた選手が自分に来ることを予想していないような反応を見せてボールをこぼし、相手に奪われていました。ある意味、この試合を象徴するプレー、という感じでした。
 そのまま1対1で試合終了となりました。先述したプレーをはじめ、全体的に雑な場面が目立ちました。愛媛としては、先週怪我をし、現在もベンチ入りできていない、斎藤選手の穴が大きいのでしょうか。
 というわけで、岡山にはホームに負けてアウェイで引き分け、という結果に終わりました。何とか来年は巻き返してもらいたいものです。

2011年10月23日 23:48