2011年08月28日

愛媛FC、ATで追いつき、3試合連続引き分け

 ホームで行われた、愛媛FC-栃木SC戦を、開始25分くらいからTV観戦しました。見始めた直後、愛媛が中盤でFKを得ます。ところが、それを奪われてカウンターを喫し、フリーになった相手エースのリカルド=ロボ選手に決められ、先制されてしまいました。
 その後も、前半は栃木ペースで進みます。愛媛はなかなかボールを奪えません。しかし、今月より新潟から期限付きで移籍し、ホーム初出場となった大野選手による再三の好守備もあり、追加点は与えませんでした、
 途中、杉浦選手が抜け出し、ペナルティエリア内で、相手選手に後ろから足を蹴られて倒れる場面もありましたが、ファウルにはなりません。これには解説者氏も疑念を呈していました。
 他にも、後半で相手のレッドカードと思われた行為がイエローになるという事もあり、解説・アナウンサー氏とも今日の審判にはかなり不満があったようです。
 試合の方は、結局、0対1のまま前半を終えました。

 栃木は先制すると強く、今期ここまで先制して逆転負けした試合は一つしかありません。ただ、その唯一の相手は愛媛FCでした。その時と同じ0対1で、天気も同じく雨です。という事で、前回と同じ結果になることを期待しながら、後半戦を見ていました。
 その後半、愛媛がボールを持つ時間が長くなります。そして、何度かゴール前にいいボールが上がり、決定機を作ります。しかし、相手キーパーの好守もあり、なかなか追いつけません。
 そのまま0対1で迎えた後半32分、愛媛は6試合ぶりの出場となる福田選手を投入します。すると、交代直後、サイドから相手選手の股間を抜く、ベテランらしいパスを出し、それを斎藤選手が決め、愛媛が追いつきました。これで斎藤選手は10得点となり、リーグ首位タイとなりました。
 ところがその直後、大山選手がバックパスを出しますが、その先には味方が誰もおらず、「相手へのパス」となってしまいました。
 そして、守備陣が戻りきれないなか、リカルド=ロボ選手にこの試合2点目の得点を決められます。
 勝ち越された愛媛は、ひたすら攻めつづけ、至近距離でのシュートも何発か放ちます。しかし、いずれも相手キーパーの武田選手に阻まれ、ついに45分が終了。5分のアディショナルタイムに入りました。
 そして終了間際の50分、愛媛の放ったクロスがキーパー正面に飛んでしまいます。ところが、ここまで好守を続けていた武田選手が手を滑らせ、これをこぼします。そして、その脇に走りこんでいた高杉選手が押し込み、ギリギリのところで追いつきました。
 そして、あとワンプレイで終了、というところで、相手にコーナーキックを与えられます。そして、キーパーの逆をつくシュートを放たれますが、これは福田選手がクリア。そのまま試合終了となりました。
 まさかと言うようなミスで勝ち越されたものの、逆に相手の珍しいミスに助けられて追いついた、というちょっと不思議な終盤でした。いずれにせよ、終了間際に追いついて勝ち点を得たことには価値があるでしょう。
 というわけで、8月は1勝3分と、何とか負けなしで終わりました。9月はいきなりアウェイ2試合から始まりますが、何とか乗り切って、再び順位を上げてほしいものです。

2011年08月28日 23:23