2010年10月17日

中学時代の担任教師と再会

 一昨年より、毎年この時期に、中学の同窓会を行うようになりました。中学時代は4クラスあり、当時の担任教師のうち、お二方には二年とも出ていただいていました。残る二人のうち、一人は他界しておられます。そして残りの一人は私の三年時の担任なのですが、他の二人と交友はあるものの、二年とも出てもらえていませんでした。
 ところがついに今年は参加していただけるとのこと。お会いするのは高校を卒業して大学進学の報告に行った時以来なので、22年半ぶりとなりました。

 他にも、三年時に同じクラスだった人は何人かいました。しかしながら、20数年ぶりということもあり、当初は誰が誰だか分からない、という感じでした。
 ところが、しばらく話をしているうちに、どんどん記憶が戻ってきたようで、気がついたら、中学時代と同じ雰囲気での会話になっていました。私の事も、高校卒業時にちょっと挨拶しただけにも関わらず、どこの大学でどの学部に行ったかまで覚えてくれていました。
 そして、25年以上前の事であるにも関わらず、当時の逸話をいろいろと話してくれました。特に、荒れた生徒が多く、毎日のように教師たちで遅くまで飲んでいた、という話は印象に残りました。
 酒好きなのは当時も知っており、たまに放課後に先生たちで飲んでいたりしました。当時は、ちょっと奇妙に思ってもいました。しかし、その苦労話を聞いた後にその事を振り返ると、「それだけ頑張ってくださっていたのだな」と認識を改めました。
 自分は一応この会の幹事をやっています。昨年開催した時に、一昨年より参加者が大幅に減った時は「5年に一度くらいのほうがいいのだろうか」などと考えたりもしました。しかしながら、このように再会でき、思い出話を聞けると、「やはり毎年続けて良かった」と強く思いました。これからも、末永くこの会が続けば、と思っています。

2010年10月17日 19:08