2010年10月10日

水戸に行く

 水戸にある事業所でトラブルが発生したため、現地に出かけました。世間が三連休のなか、これで七日連続勤務です。
 その疲れのせいか、乗り換えでミスをし、予定していた電車に乗れませんでした。追い抜きの関係などもあり、次の電車に乗ろうと、五本後の電車に乗ろうと、水戸駅に着くのは同じ、という状況になってしまいました。
 ならば、その五本に全部乗ってやろうと思いました。漫画「鉄子の旅」などで知られている、「全駅下車」みたいな感じです。もっとも、ホームに下りるだけですが・・・。

 その結果、我孫子・取手・佐貫・荒川沖・土浦のホームに立ちました。我孫子駅では、ホームのはずれにシャッターの降りた売店があり、その裏で営業している蕎麦屋があったのが印象に残りました。
 シャッターには「裏で蕎麦屋が営業中です」と書いてありました。何かの記事で、我孫子には名物駅蕎麦屋がある、と書いてあったのを見た記憶がありますが、これがそこなのだろうか、と思いました。
 比較的時間に余裕があった佐貫では、改札の外に出ました。ここは関東鉄道竜ヶ崎線との乗り換え駅です。そして常磐線の上りホームと竜ヶ崎線の駅はほぼ隣接しています。直線距離で10mくらいでしょうか。
 ところが、その10mを結ぶ連絡通路は存在しません。乗り換えるには、跨線橋を上がって改札を出てから階段を降り、さらに50mくらい歩く必要があります。
 しかもダイヤを見たら、20分に竜ヶ崎行きが出たあと、上野からの電車が22分に着いたり、竜ヶ崎発が到着するのと同時刻に上野行きが出るなどというものがありました。
 何でも、現在の駅舎は昨年できたとの事です。なんか、意識して乗り換えを不便にしているのだろうか、と不思議に思いました。
 そうこうしているうちに、水戸に到着。仕事のほうは予想以上に時間がかかったものの、何とか片付きました。

 せっかく水戸まで来たのだから、と思い、駅の土産物屋で納豆を買いました。前のほうにあるのをレジに持っていったところ、店員さんがこれは古いから、といってわざわざ新しいのと交換してくれました。
 ナマ物という事もあるのでしょうが、このようなサービスを受けたのは初めてなので、驚きました。嬉しくは思いましたが、最初に持っていった納豆はこのまま売れ残り確定なのだろうか、と気になりました。
 というわけで、七日連続勤務ではありましたが、行き帰りを休日のように過ごすことができました。その点では不幸中の幸いと言えるかも、と思いました。

2010年10月10日 22:12