2010年09月18日

久々の湘南電車

[ 交通 ]

 昨日の続きですが、大島の帰りは、船で熱海まで出て、そこから在来線で東京に戻りました。
 この、東海道線の神奈川県から静岡県の入り口にあたる部分は、古くから「湘南電車」と呼ばれています。東京から小田原までは通勤路線ですが、小田原を過ぎると相模湾が車窓に広がり、一転して風光明媚になります。

 子供の頃は、毎年のように、この路線に乗って、家族旅行をしていました。その後も、青春18切符を使って関西方面に旅行する時に使うなど、10代の頃は、年に一回以上の割合で乗っていました。
 しかしながら、就職してからは、乗る機会が激減しました。というわけで、前回いつ乗ったかを思い出せないくらい、久々の乗車となりました。
 その湘南電車ですが、天気が良かったこともあり、車窓に広がる相模湾は、相変わらず雄大でした。海が見えたとき、近くに座っていた子どもが、思わず声を挙げたほどでした。
 その後、だんだんと都会になっていく車窓をぼんやり見ていたのですが、そうしているうちに、色々な疲れが少し取れたような気分になりました。
 というわけで、かなり有意義だった、久々の湘南電車でした。昨年も、疲れが溜まっていた時に、2時間ほど電車にぼんやりと乗って楽になったことがありました。やはり、自分にとっては、短時間でもいいので、定期的にのんびりと鉄道に乗る時間を作る必要がある、という事を痛感させられました。

2010年09月18日 23:59