2010年08月25日

女性専用車両の狭間

[ 交通 ]

 総武線が車両故障(駅での放送は例によって「車両点検」でしたが)で遅れたので、振替乗車券を使って、京成→都営新宿線の代替経路を使って出勤しました。この経路は、京成八幡から都営本八幡の乗り換えで少々歩くものの、それ以外は乗り換え時間は短くてすみます。しかも、本八幡でほぼ確実に座れるので、かなり優秀な代替経路だと思っています。
 そして、市ヶ谷での乗り換え口がホームの新宿寄りにあるため、一番新宿寄りの車両に乗りました。そして、座った途端、窓に貼ってある「女性専用車両」の表示が目に入りました。

 一瞬、しまった、と思って席を立ちかけましたが、よく 見たら、確かに女性比率が高いものの、男性もそこそこいます。中には、都営地下鉄の制服を来ている人までいました。
 そこで表示をもう一度読み直したところ、「本八幡発朝9時までは女性専用」と書かれていました。時計を見たら9時2分です。それを確認し、座りなおしました。
 ところで、本八幡は始発なので、この電車が入線したのは9時前です。もちろん、何時に入線しようと9時以降に発車する以上、この車両は女性専用ではありません。とはいえ、9時よりの時点では、男性がこの車両に入るのには勇気がいるでしょう。この車両の女性比率が高いのも、それが原因なのだろうな、と思いました。
 というわけで、ある意味貴重な「女性専用車両の狭間」を経験できました。とはいえ、こんな経験は一度すれば十分です。
 というわけで、JRにおいては、電車が車庫にいる間に「車両点検」を完璧に済ませて欲しいものだ、と毎度ながら強く思いました。

2010年08月25日 23:53