2010年08月02日

別れを実感

 先月限りで、同じ部署の人が辞めました。初対面での印象はあまり良くなく、性格も違うので、当初は話すのにお互い苦労しました。しかし、仕事をしているうちに、だんだんとお互いに理解できるようになり、最後には、一番気軽に本音を話せる人になっていました。
 特に、ある程度認め合うことができた、という時にもらったメールの文面と、その時に感じた嬉しさについては、今でもよく覚えています。

 最後の勤務の日まで、引継ぎやトラブルでバタバタしていたことや、送別会も、幹事を自分がやったため、その場でもあまり話せませんでした。そのため、去っていった、という実感は意外とありませんでした。
 ところが、今朝、その人の出勤する時間に姿が見れなかった時、何とも言えない違和感を覚えました。近くを通る人の気配を、その人と勘違いしたほどでした。
 そして、改めて、不在による寂しさ、というものを痛感しました。いなくなって初めて分かる存在感の大きさ、というものなのでしょう。
 改めて一緒に仕事ができて良かった、と思いました。退職と同時に遠隔地に越したため、会う機会を作るのは難しいものですが、いつか再開して、のんびり思い出話をしたいものです。

2010年08月02日 23:31