2010年07月28日

無免許者が見た運転講習DVD

 職場で警察の人を招いての運転講習会が開催されました。そこでDVDを流すために、プロジェクタやスクリーンの設定を頼まれたのですが、なし崩しみたいな感じで、そのまま講習会にも参加する形になってしまいました。
 安全運転を啓発するためなので、当然ながら、様々な事故の事例が流されます。特に、右折時に対向車の陰から出てきた二輪車と事故る映像を見たときは、「こんなのどうやって防ぐんだ」と思いました。
 さらに、人形を使って「後部座席でシートベルトを締めていないといかに危険か」という実験をした映像までありました。そこでは、人形が豪快にフロントガラスや天井に激突していました。

 この映像を見た時は、「ならばなぜ、後部座席のシートベルト着用の法制化を数年前まで実施しなかったのだろうか」と思いました。
 改めて、運転というのがいかに物騒なものか分かりました。講師によると、東京をはじめ、主な都道府県では毎年200人が交通事故で死んでいる、とのことですが、これだけ物騒なものを運転するのだから仕方ない、とまで思ってしまいました。
 とりあえずこれまで40年とちょっと生きていて、幸いにも一度も自動車事故に遭っていません。今後も、なるべく自動車には関わらず、その幸運(?)を維持していきたいものだ、と強く思わされた、30分弱の映像でした。

2010年07月28日 23:51