2010年06月03日

50歳の肩書き

 贈与税脱税の疑いで、ダイエー創業者次男(50歳)を逮捕という見出しのニュースがありました。
 表現は違うものの、二社を除いて、全て容疑者の名前でなく、「次男」を見出しにしています。
 確かに、この人がこれまで得た社会的地位は、父親の七光りによるものです。とはいえ、50歳にもなって、自分の名前でなく、「創業者の次男」と呼ばれる、というのは人としてかなり辛いのでは、と思いました。

 ちなみに、上記リンクで唯一名前を出してあげた(?)のは読売新聞でした。そこでは「氏名+元ホークスオーナー」という表現になっています。
 もちろん、間違いではないのですが、容疑者氏の野球界における最後の肩書きは、「読売球団のオーナー顧問」です。
 それを見出しにしろとは言いませんが、記事中にその実績も書くべきでは、と思いました。

2010年06月03日 23:47