2010年04月14日

嫌がらせとしか思えない解除手続き

 しばらく前に、大手パソコンメーカーのD社から売り込みの電話が来ました。会社でパソコンを購入する予定は当分ないのですが、そのメーカーのPCを自宅で使っている事もあり、適当に会話して切りました。すると、それ以来、そこから宣伝FAXだの郵便が送り付けられるようになりました。
 既に別の名義でFAXも郵便も届いています。一通くらいでしたら、情報収集にもなると思ったのですが、二通も来ると、さすがに鬱陶しくなります。そこで、解除手続きを取ることにしました。

 ダイレクトメールに記載されているURLを打ち込むと、「解除画面」が出てきます。そこで、「お客様コード」を打ち込めと書いてあるのですが、合わせて10文字以上の英数字を入力する必要がありました。
 しかも、その「お客様コード」の表示が紛らわしく、確認するのに少々時間がかかりました。
 さらに、会社名と担当者の姓名およびふりがなを打ち込め、という表示がありました。10桁以上の「お客様コード」をだけではなぜダメなのでしょうか。しかも、ダイレクトメールの宛先が「ご担当者様」となっていたので、そのまま「姓」の欄に打ち込んだところ、「名が空白です」などというエラーメッセージが出てきました。
 そちらで勝手に名前を設定して置いて、空白も何もあったものではありません。というわけで「姓」は「ご担当」、「名」は「者」とわざわざ分けて打ち込みました。
 ここまで来ると、解除手続きを複雑にして、途中で諦めさせるためにやっているとしか思えません。
 売上を伸ばしたいのでしょうが、根本的に間違っているのでは、と思いました。だいたい、仮に解除を諦めたところで、送り続けられる葉書やFAXはゴミ箱に直行するだけの話です。つまり、それだけ紙の無駄になるわけです。
 このメーカーのサイトを見たら、「グリーンIT」の宣伝をしていました。この状態を見ると、そんな事宣伝する暇があるなら、もう少し紙を無駄にしない営業手法を構築すべきなのでは、と強く思いました。
 合わせて、次の自宅PC買い替えの際は、このメーカーは候補から外そうと心に決めました。

2010年04月14日 23:46