2011年12月03日

愛媛FC、最終戦で久々の白星

 日中に用事が入ってしまい、J2最終戦の中継に間に合いませんでした。そこで携帯で見ていたのですが、先制されたものの大山選手のゴールで追いつきます。さらに、ゴール前での華麗なパス回しを見せ、最後は斎藤選手が決めて逆転しました。
 さらに、後半には斎藤選手がもう1点入れた後、今季限りでの退団が昨日発表された池田選手が愛媛での初ゴールを決め、4対1と大差にします。

 その後、1点を返されたものの、4対2で勝ち、J2では9月以来となる勝利でシーズンを締めました。最終順位は15位でした。
 今季初の快勝という展開でしたが、試合後のバルバリッチ監督は4対1になってからの消極的な動きをかなり厳しく批判していました。確かに、今季の成績を見れば、最終戦で勝ったからとはいえ、喜んではいられないでしょう。
 とはいえ、勝てた事は大きいと思います。ぜひともこの勝利を2週間後の全日本選手権につなげてほしいものです。

 帰宅後は、J1の浦和-柏戦の中継を見ました。序盤から柏が攻勢で、コーナーキックを起点に前半で2得点します。一方、前半戦完全に動きを封じられた浦和は、シュートすら打たせてもらえません。
 これは圧勝で柏が優勝か、と思っていたのですが、後半になって流れが変わります。柏木選手のゴールで浦和が1点差に迫ると、一転して浦和の攻める時間が長くなります。
 柏はこの試合勝てば優勝ですが、引き分けた場合、名古屋もしくはG大阪が勝つと優勝を逃します。それだけに、2対0で快勝ムードだったのが1点返され、「追いつかれれば優勝できなくなるかも」という心理になってしまったのかもしれません。
 その後も浦和ペースで試合が続きますが、後半31分、久々に攻勢に出られた柏がコーナーキックを得ます。そして、クリアされたかと思ったボールを茨田選手がシュートしました。一見、キーパーの真正面だったのですが、回転がかかっていたのか、キーパーの前でバウンドすると方向が変わり、そのまま胸を弾いてゴールに入りました。
 これで完全に試合の流れは決まりました。まあ、優勝する時はこんなものなのでしょう。そのまま試合が終了し、柏が史上初となるJ2・J1連続優勝を達成しました。
 ちなみに今日の仕事は柏であったのですが、帰る時、駅前の広場では、早くもイベントの準備が始まっていました。地元の人はさぞかし盛り上がっていたと思います。
 ただ、TV中継ではその様子が流れる事はありませんでした。野球においてビジターで優勝が決まる試合においては、よく地元の応援風景が流れ、その様子を見るのを楽しみにしていました。それだけにそれを流さない中継には違和感かつ勿体なさがありました。

 なお、J2の昇格争いですが、札幌がFC東京に勝って3位になりました。札幌ドームでの試合には3万9千人もの人が応援に来たとのことでした。目の前で昇格が決まっただけに、その大観衆の喜びもひとしおだったのだろうな、などと思いました。

2011年12月03日 23:35