2011年10月02日

幕張本郷で「最後尾」札

 朝、出勤しようとしたら、駅に通じる陸橋に行列ができていました。列の後ろでは、駅員が「最後尾」札を持って立っています。
 盆暮れのビッグサイトではよく見る光景です7が、地元で見たのは初めてです。一瞬、何事が起きたのか、と思いました。しかしすぐに、「そういえば、今日は幕張本郷駅開業30周年で、それを記念した、限定入場券を販売する、と宣伝していた」という事を思い出しました。つまり、それを買うために並んでいる、鉄ヲタの行列だったわけです。
 振り返ってみると、幕張本郷駅が開業した1980年代前半には、自分も入場券のコレクションをしていたものでした。というわけで、懐かしさもあって、その行列を見て見ました。
 すると、意外な事に、老夫婦とか、普通の親子連れとかがいました。鉄道趣味が広い層に広がっているとは聞いていましたが、まさか「限定入場券を買うために行列を作る人々」にまでその影響を受けているとは思わず、驚きました。
 もっとも、列の頭のほうは、明らかな「鉄ヲタ」な人々がほとんどでした。それを見た時は、なぜか安堵感みたいなものがありました。
 短い時間でしたが、色々な事を懐かしんだり考えたりした、朝のひとときでした。

2011年10月02日 00:43