2011年09月24日

113系引退列車

[ 交通 ]

 先月末に、113系が関東地区での運行を終えました。それを記念した「お別れ列車」が昨日・本日と二日にわたって運転されました。
 ちょうど、都内から千葉に戻る時に、その運転時間が重なりました。そのため、各ホームは「撮り鉄」の人で賑わっていました。
 特に、運転終了後に両国から回送された113系が津田沼駅についた時は、ホームのみならず、近くの歩道橋までカメラを持った人であふれていました。
 鉄道に興味がない人と同行していたのですが、さすがにこの盛況ぶりは目に入り、何事かと驚いていました。
 そのうちの一人は房総半島出身でした。そのため、理由を話したところ、子供の頃から慣れ親しんでいた電車がなくなる事に驚いていました。
 自分にとっても113系は、子供の頃、伊豆などに旅行へ行く時のみ乗ることができる「特別な電車」でした。それが関東での運行を終えるというのには、一つの時代の終わりを感じました。
 もっとも、先月末に定期運行を終えた後も、幕張電車区には一編成が留置されています。したがって、毎朝、幕張本郷駅のホームから113系の姿を見ています。そのため、「お別れ列車」を見た後でも、まだ「113系がなくなった」という実感はあまりないのですが・・・。

2011年09月24日 22:58