2011年08月24日

強冷房車

[ 交通 ]

 夏に入る頃、総武線の「節電対策」として、「全ての車両の冷房温度を弱冷房車の基準にあわせる」というのがありました。毎年、弱冷房車を愛用している身としては、節電は色々と面倒だが、これは大歓迎、と喜んだものでした。
 ところが、しばらく前から、「弱冷房車」の表示がない車両がやけに寒くなりました。「冷房温度を戻す」という告知を見た記憶はありません。もしかして、自分の冷房への耐性がさらに弱くなったのだろうか、などと思っていました。
 ところが、今日の帰りに改札を出たら、「節電ダイヤ終了のお知らせ」という案内が出ていました。電車の間引きを辞めたのなら、冷房の抑制も辞めたと判断するのが妥当でしょう。
 というわけで、いつの間にか「全車両弱冷房」という、自分にとって理想的な企画は終わってしまっていたようです。
 不要な節電はすべきではないと思いますが、この「節電」だけは未来永劫続いてほしかっただけに、残念でなりませんでした。

2011年08月24日 23:51