2010年11月14日

愛媛FC、今期初の3得点で連勝

 アウェイで行われた、ギラヴァンツ北九州-愛媛FC戦をテレビ観戦しました。TVで知ったのですが、北九州の与那城監督は、先々週に解任が発表されていたとのことでした。昨年、チームを昇格に導いたにも関わらず、上のリーグで惨敗すると一年で解任とは厳しいものだと思いました。
 まあ、FC東京のように、前年にナビスコ杯優勝したにも関わらず、今期残留争いをしているという理由で監督を解任したチームもあります。Jリーグとはそういうものなのでしょう、

 監督解任となるだけあって、北九州は絶不調です。秋の全日本選手権で草津に勝ったものの、J2での勝利は3月21日以来ありません。最近は引き分けることすらなく、4連敗中です。
 一方、愛媛連勝中で、10月以降負けがありません。したがって、アウェイながら愛媛有利なはずです。ただ、5月にホームで行った試合では、先制直後に追いつかれ、そのまま引き分けとなった、という良くないデータもありました。
 その前試合を引きずっているのか、試合開始から優位に進めるものの、なかなか得点できません。結局、0対0で前半戦を終えてしまいました。
 しかし、後半開始後16分、前の試合でも好アシストを決めているジョジマール選手がゴール前にボールを上げます。それを、北九州の佐野選手がクリアしようとし、オウンゴールで愛媛の先制となりました。もっとも、佐野選手の向こうには愛媛の選手が詰めており、佐野選手が触らなくても、愛媛が得点していた、という状況でした。
 さらに、その直後、またもやジョジマール選手が上げた球を内田選手が決め、瞬く間に2点目を奪います。
 さらに後半32分には、関根選手が奪ったゴールを、赤井選手が2試合連続となるゴールを決め、今季初となる1試合3得点となり、試合の流れも決めました。
 その後、杉浦選手がこの試合二枚目のイエローカードで退場となり、10対11となってしまいます。しかし、既に勢いに大差があるため、一人少ないながらも、愛媛が主導権を握り続け、そのまま3対0で勝ちました。
 これで連勝となり、順位は11位のままですが、目標の8位に向けてさらに一歩前進しました。今月は後半にV東京・千葉と昇格争いをしているチームと当たりますが、何とか勝点を重ね、目標に到達してもらいたいものです。

2010年11月14日 23:16