2010年10月03日

愛媛FC、終了間際に追いつく

 茨城の笠松で行われた、水戸ホーリーホック対愛媛FC戦を、後半だけ中継で観戦しました。
 前半は一進一退の攻防でしたが、30分くらいに、PKを取られてしまいます。しかし、これを川北選手が見事に反応して止め、前半は0対0で終わりました。
 後半、愛媛はなかなか攻めこむ機会は得られません。しかし、水戸の攻撃を早めに止めるため、危ない場面はあまり作られませんでした。
 そんな中、この試合初めてのコーナーキックで、うまくゴール前に球が上がります。これを、石井選手がヘディングで押し込もうとしますが、キーパーの脇を抜いたものの、クリアされて得点できません。

 そして後半36分、疲れが見えた守備陣の動きが落ちた一瞬の隙をつかれ、先制ゴールを許してしまいます。
 そして水戸はMFを下げてDFを入れ、逃げ切りをはかります。
 しかし愛媛は、終了が見えてきた後半42分、左サイドから三上選手が出したボールを、ジョジマール選手が冷静にシュートを決め、追いつきました。
 その後、アディショナルタイムとなり、ゴール近くでフリーキックを得られますが、これを防ぎます。そして反撃し、途中から入った福田選手がシュートを放ちますが、惜しくも相手キーパーの好セーブにあい、ここで試合終了。1対1の引き分けとなりました。
 勝てなかったのは残念ですが、終了間際に追いついての引き分けは大きいと思います。昇格はかなり厳しいですが、当初の目標である8位は十分に射程圏内にあるだけに、これからも頑張ってほしいものです。

 野球のほうですが、セ・リーグはドラゴンズが優勝しました。これで落合監督は就任7年目で三度目の優勝となりました。さらに、2007年はリーグは2位だったものの、CSさらには日本シリーズを制しており、「優勝以上」の成績を残しております。それを含めれば、7年で4回となり、既に名監督の域に達していると言えるでしょう。
 ましてや、競争相手に、他球団の主力を次々と金でかき集める、読売のような球団がいる事を考えると、その手腕の凄さに改めて感心させられます。
 現役引退後、コーチもやらずに監督となってこの結果ですから、打撃と同様、監督としても天才と言えるのでは、と思いました。ドラゴンズは、当分監督の人選に頭を悩ませる必要はなさそうです。

 ところで、昨日の六大学リーグでは、東大が早稲田に勝ち、斉藤投手に黒星がついたとの事でした。田中将大投手に甲子園で投げ勝った人が、東大に二年ぶりの白星を献上するのですから、野球というものは分からないものだ、と改めて思いました。

2010年10月03日 22:52