2010年05月31日

無意味かつ有害な風習

 大リーグでサヨナラ本塁打を放った主力選手が、「本塁ベースでの手荒い祝福」で骨折し、長期離脱を余儀なくされた、という記事を見ました。
 この「手荒い祝福」というのは日米共通の風習みたいです。ただ、以前から思っていたのですが、なぜこんな事をするのか、どうも理解できませんでした。
 別にサヨナラ打を放ったからと言って、殴ったり清涼飲料をかけなければいけない、などという事はありません。また、それによって「勝った喜びを表現している」というのが見るほうに伝わるわけではありません。

 当然ながら、若いファンにとっていい影響を与えるものでもありません。
 今回の事件をきっかけに、日米両球界とも、この品も意味もない風習を見直して、もっと見ている人が楽しめ、かつセンスを感じるものに改めたほうがいいのでは、と強く思いました。
 あと、これは大リーグ限定ですが、新人選手に変な服を着せるという風習もあります。これまた趣味が悪い上に、青少年に与える影響といえば、学校におけるイジメの方法伝授くらいしかありません。
 これについてもあわせて見直すべきでは、とついでに思いました。

2010年05月31日 23:08