2010年05月03日

どの時代にも通じる定理

[ 漫画 ]

 「ナニワ金融道」の中にあった台詞で「自分が間違っていると知っているヤツのほうがようゴネるもんなんやで」というものがあります。
 なんとなく経験則で納得していましたが、今日、思い切りその典型例を振り回す人間と会話させられました。前提とする知識もろくに持たずに、破綻している論理(?)を振り回すため、こちらは言う端から潰していきます。
 すると、別の所からこちらの粗を探してくるのですが、とにかく前提とする知識がありません。そのため、なぜかイチャモンをつけられているこちらが、「なぜそうなのか」まで説明してやる羽目にまでなるのです。

 すると、また別の所から粗を探そうとし、こちらがそれを説明してやる、の繰り返しをさせられました。
 かなりの時間を無駄にさせられ、不快な思いもしました。ただ、おかげで「ナニワ金融道」のあの一言がいかに正しかったか、というのを理解できました。
 この話が初めてモーニングに掲載されたのは18年前です。そう考えると、時代をこえた定理と言えるでしょう。
 さすがは、没後も著書の新装版が出続けたり、監修した作品やその派生作品がヒットし続ける事はあります。その凄さを再認識出来た、という一点に限って言えば、意味のある時間でした。

2010年05月03日 22:27