2010年03月12日

シーガル幕張初乗車

 先月デビューした、連接バスの新車「シーガル幕張」に海浜幕張から本郷まで初乗車しました。
 この新車における最大の特徴は、幕張本郷行きの際に「二列乗車」が行えることになった、というものです。
 従来から、この路線の幕張本郷行きは、乗車時に下車するバス停を申告し、そこまでの運賃を支払う仕組みになっています。八割方は幕張本郷に行く人なのですが、一部慣れない人や両替する人のため、乗車行列に「渋滞」が発生していました。
 その解決策として、乗車口を広くしてもう片方に「ICカード専用乗車装置」を取り付けました。カードを持っていて幕張本郷まで行く人は、ここにカードをかざせば「渋滞」の脇を通って「改札」が完了するわけです。

 かなり画期的な仕組みですが、「シーガル幕張」に限られることもあり、まだこの新乗車方式は浸透していないようでした。そのため、相変わらず、乗車口のところには、一列の行列ができていました。
 そこで確認のうえ、列の脇を通り、新改札を使用しました。その脇では、運転手さんに両替について尋ねている人がいました。従来方式だったら、自分もその人が終わるまで乗車を待つ必要があったわけです。
 というわけで、新方式の成果を思い切り享受した形になりました。
 ただ、この方式はまだまだ知られていないようでした。私の場合も、偶然に新車導入直後に乗った相方がもらったチラシを見なければ、気づくことがなく並んでいたでしょう。
 せっかくの仕組みだからもっとバス停に分かりやすい告知を掲示すればいいのに、とも思いました。

2010年03月12日 23:55