2012年04月01日

エイプリルフールとネット

 今日はエイプリルフールのとことです。インターネットが普及し始めた頃、有名サイトは4月1日になると、競ってジョークサイトを作っていたものでした。
 最初の頃は、それを色々と追いかけていましたが、何年か経つとすっかり飽きてしまいました。今年も、Googleマップの「ファミコン風地図」だけは見ましたが、他の所は特に見ませんでした。
 一方、ツイッターでは、NHK関係者がやっている人気アカウントが、不適切な冗談を書いて批判を受け、該当ツイートを削除する、という事があったそうです。
 ジョークサイトは企画物としてかなり構想を練って作られるのでしょうが、ツイッターではそうはいかないでしょう。そして、調子に乗った結果、不評だけが残ってしまった、というオチになってしまいました。
 この件があったから、というわけではないですが、ツイッターはエイプリルフールには向かないように思います。4月1日の間は、冗談で通用するのかもしれませんが、その後に引用などがあると、嘘だか本当だかわからなくなります。
 仮に、該当の呟きを削除したところで、非公式RTされていれば、その後にいくらでも広まってしまいます。
 実際、今日もいくつか、エイプリルフールだか本気なのか分からないような呟きを何件か見ました。
 確かに、ジョークサイトはエイプリルフールの新たな「文化」を作ったとは思います。しかしながら、それが全てのインターネットメディアに通じるものとは思えません。
 そのあたりを考えないで安易にエイプリルフールに乗っかると、予想外の副作用が生じるのでは、などと思った一日でした。

2012年04月01日 19:58