2011年01月16日

接続の悪さを究めたダイヤ

[ 交通 ]

 相方が京成で日暮里に行く事になったので、時刻表で出発時刻を調べました。幕張本郷から京成千葉線で京成津田沼に行き、そこから本線に乗り換える経路です。
 その時刻を調べたところ、衝撃に近いものを感じました。京成千葉線・本線の優等列車とも、10分ヘッドのダイヤを組んでいます。そして、日中の京成千葉線が京成津田沼に着くのが、「毎時2分、12分、22分・・・」で、上野方面の優等列車が発車するのが、「毎時1分、11分、21分・・・」なのです。

 つまり、京成千葉線が本線に乗り換えて都内に出るには、津田沼で9分待つのが必須、というダイヤを組んでいるわけです。
 確かに、距離や値段の関係で、京成千葉線沿線から都内に出る人のほとんどは、総武線を使います。とはいえ、ここまで都内に行きにくいダイヤを作る、というのは凄いと思いました。
 数年前から、京成千葉線は新京成との直通運転を日中に行っています。それを徹底すべく、「京成千葉線利用者が乗り継ぐのは新京成であり、京成本線ではない」と明示するためのダイヤなのだろうか、と思ったほどの「接続の悪さを究めたダイヤ」でした。

2011年01月16日 23:47