2010年05月09日

天然の藤

 大回り乗車を利用して、東金線に乗ってきました。総武本線で成東に出たのですが、千葉を出て10分もすると、沿線風景が田園地帯になりました。
 その後、田んぼと林が交互に出てくる車窓風景になりました。そして、林のなかには、紫の花を咲かせている樹がありました。
 藤棚でその花を見たことはよくありました。しかし、自然の樹に咲いているのを見たのは初めてでした。
 というより、藤があのような感じで普通に林で咲いている事自体、これまで知りませんでした。

 ちなみに、戻るときに乗った外房線沿線でも、藤の樹はいくつか見られました。どこでも普通に生えているものなのでしょうか。
 人工的に管理された藤棚に並んで咲く姿もかなり印象に残る物があります。しかしながら、この林の中で思う存分といった形で咲き乱れる藤には、それとは異なる強い印象がありました。
 また来年のこの季節も、「天然ものの藤」を見に、総武本線-東金線-外房線の小旅行をしたいものだ、などと思いました。

2010年05月09日 20:30