2012年05月27日

キャリーカートを「運転」

 歩いて20数分の所に、ダンボール3箱を運ぶことになりました。宅配を頼むのも経済的でないので、キャリーカートで運ぶことにしました。
 電車やバスでも行けますが、電車だと二回ほど階段の登り下りが発生します。バスの場合も、本数が少ない上に、乗り降りで手間がかかりそうです。
 というわけで、歩いて行くことにしました。
 これまで、キャリーカートで荷物を運んだ事は何度もあります。しかしながら、移動距離は家から駅までの5分弱とか、ビッグサイトから国際展示場駅までの10分弱程度くらいしかありません。
 とはいえ、途中に階段もないし、楽勝だろう、と思っていました。ところが、少し歩き出すと、意外なことに気づきました。
 経路の途中に、二車線で歩道のない区間があります。ちょくちょく車が通るのですが、普段歩いている時は特に気になりません。
 ところが、カートを一台ひいているだけで、大きな差が生じました。車の気配を感じた時の怖さが普段と全然違うのです。体の後ろを占めるスペースは1m四方もありません。しかしながら、「もし引っ掛けられたら」などと不安になります。さらに、体の動きもカートを持っている分、鈍っているわけです。
 そして、車の気配を感じる度に、慌てて逆の車線に避難したり、比較的幅の広い場所で止まるなど、細心の注意を払い、なんとかこの区間を抜けることができました。
 あんな小さいカートでも、車の通る道を歩く時は、かなりの存在感があるのだな、と驚かされました。
 というわけで、短い時間でしたが、そこそこスリリングな「運転」を経験することができました。

2012年05月27日 23:34