2006年04月20日

設計は同じでも設定温度は大差

[ 交通 ]

 JRのE231系という車両は昔の言葉でいうところの湘南電車から国電さらには地下鉄乗り入れ車両まで、幅広く使われています。さらに、東急5000系・相模鉄道10000系・都営新宿線10-300形といった他の鉄道まで、同じ設計の車両を導入しています。

 特に幕張本郷駅に発着する総武線各駅停車は100%この車型なので、乗る機会は非常に多いです。現在の通勤経路は総武線→東西線→半蔵門線なのですが、半蔵門線に東急が乗り入れている事もあり、三路線とも全て同じ設計の車両、ということも少なくありません。
 昨日もそうだったのですが、その日に乗った東西線のE231系と半蔵門線の東急5000系は、車内の景観はほぼ同じであるのに、車内温度は全然違いました。ともに弱冷房車を選んで乗ったのですが、東西線のほうは「これが弱冷房なら他の車両は冷蔵庫か?」と思うほどにガンガンに冷風が出ていました。これが東京メトロの仕様なのかな、とも思いましたが、続いて乗った東急5000系の弱冷房車の温度は極めて普通。ということは、車両に設定されている「何度なら冷房をかける」の基準が違うのでしょうか。全く同じ車型でも総武線の車両はまだ少しはマシだったのですが・・・。
 いずれにせよ、この寒風に50分近くさらされた効果(?)は絶大で、一発で風邪気味になってしまいました。 この調子だと、夏には東西線でE231系には乗らないような通勤計画を立てる必要が生じるかもしれません。

2006年04月20日 00:17