2006年04月21日

ファイターズに敗れ、いろいろな連勝が止まる

[ 野球 ]

 札幌のファイターズ対マリーンズ戦は橋本投手と渡辺俊介投手が先発。2回にサブロー選手の犠飛でマリーンズが先制しますが、その裏、1死2・3塁から何と死球さらには押し出し四球で同点に、さらに内野ゴロの間に逆転されます。渡辺俊投手の押し出しなど、いつ以来の事なのでしょうか。さらに渡辺俊投手は3回には木元選手、4回には小田選手と下位打線に適時打を喫し、着実に差を拡げられてしまいます。
 一方、橋本投手の前にマリーンズ打線は7回まで4安打1点に抑えられます。8回に先頭の大松選手が2試合連続でリーグ2位となる4号本塁打を放って2点差とし、橋本投手を降板させます。さらに二番手のトーマス投手から福浦選手が安打しますが、続くベニー選手が併殺。そして9回は武田久投手相手に先頭の今江選手が安打しますが、後続を抑えられ、2対4で敗れてしまいました。
 マリーンズの連勝は4で止まり、さらに対ファイターズの連勝は3で、さらに渡辺俊投手の対ファイターズの連勝も10で止まっています。一方、橋本投手はプロ初勝利を挙げています。観客数は1万3千6百人ほどでした。

 盛岡のイーグルス対ライオンズは松崎投手と松坂投手が先発。2回に2死満塁から細川選手の2点適時打でライオンズが先制。松坂投手の防御率ならこれで十分なのですが、さらに失策や中島選手の適時打で加点し、とどめはこの回2度目の打席となった和田選手の満塁本塁打で、この回計9点を挙げました。一方、松坂投手は6回に礒部選手に適時打を打たれますが、失点はそれのみ。7回に降板しながら11奪三振で3勝目を挙げました。試合は11対1でライオンズが大勝。観客数は5千4百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ホークスは吉井投手と寺原投手が先発。7回に柴原選手の代打2点適時打でホークスが逆転しますが、9回に前の回から登板の馬原投手が2安打と犠飛で追いつかれ、延長に入ります。そして10回表に、WBC決勝での怪我から復帰した川崎選手が勝ち越し適時打を放ち、再度ホークスがリードします。
 ところがその裏、先頭の谷選手が安打すると、続く平野恵選手の二塁ゴロを鳥越選手が失策、さらに後藤選手の犠打を今度は松田選手が悪送球と連続失策で合併球団が追いつきます。こうなるともう流れは止まらず、北川選手にサヨナラ打が出て合併球団が4対3で勝ちました。観客数は1万1千7百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ベイスターズはガトームソン投手と秦投手が先発。初回に村田選手の適時打でベイスターズが先制しますが、その裏、秦投手が危険球退場となる波乱の出だしとなりますが、急遽登板の加藤投手がスワローズを5回までに無失点に抑え、さらに自ら適時打を放つなど投打に活躍。7回までベイスターズが4対1とリードします。ところが8回裏に1回早くクルーン投手を登板させたのが大誤算。簡単に2死を取ったまでは良かったのですが、そこから3連打で1点差に。さらに振り逃げで2死満塁とした後、青木選手の内野安打で1点差、そして土橋選手の代打2点適時二塁打でスワローズが4点取って逆転しました。そして9回は石井弘投手が抑え、スワローズが5対4で勝っています。観客数は1万3千4百人ほどでした。
 なお、昨日、「監督命令」で休日返上で特打を行った古田選手ですが、その努力もむなしく、残念ながら今日も監督に使ってもらえず、ずっとベンチにいました。
 東京ドームの読売対タイガースは上原投手と井川投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万3千4百人ほどでした。

 ところで、昨日死球で全治三週間の怪我を負った合併球団の清原なる輩が、次からは命をかけてマウンドに走り相手を倒したい。周囲の非難よりも大切なものを守りたいなどと言ったそうです。昨年も、変化球で勝負をされた時にわけのわからない侮蔑発言をしていましたが、今回のはそれと比べても桁違いに異常です。だいたい、この人物の場合、体に近い球をよけるのが下手だから、死球が多い上にそれによる離脱も多いわけです。まさか前年の成績が2割1分・22本程度の打者相手に、相手投手がおびえて死球に逃げているとでも思っているのでしょうか。
 先日、ホークスのズレータ選手がカッとなって暴行事件を起こして出場停止10試合となったわけですが、今回は分かって言っているだけにより悪質です。この発言だけで20試合くらいの出場停止にすべきだと思うのですが・・・。それを「被害者の怒り」みたいに報じるマスコミともども、その異常さに呆れ果てました。
 20代の頃はすごい選手だったと思いましたが、今では技量以前に人間の常識レベルで野球界の恥であるとしか言いようがありません。、

2006年04月21日 23:42