2005年07月17日

またまた打てず3タテを喫する

[ 野球 ]

 オールスターや地方主催試合がある関係で、今月のマリンは6試合だけ。今日が最後になります。その対合併球団戦の観戦に行きました。なお、今日は近くの幕張メッセで行われる講談社の漫画イベントで、内野自由席を1,000円で売る、という企画を開催。他に「ちば県民だより」の6月号を持参しても同様の特典があったそうです。というわけで、幕張メッセに寄って券を買ってからマリンに行きました。
 先発は渡辺俊介投手とケビン投手。1回表、先頭の村松選手に内野安打され、続く平野選手の犠打で1死2塁。そしてここ2試合絶好調の谷選手に右前に運ばれます。しかし、強肩のサブロー選手が俊足の村松選手を本塁で刺殺。前回行った東京ドームに続いて、2観戦続けてサブロー選手の「レーザービーム」を見ることができました。
 一方、今日ダメだったら先発を外す、と仰木監督に公言されているケビン投手。その発言に発奮したか、マリーンズ打線を抑えます。ところどころ投げる緩いカーブがうまく決まり、ただでさえ不振のマリーンズ打線はなかなか攻略できません。
 2回は3人で抑えた渡辺俊投手ですが、3回表、この回先頭の阿部真選手が外角の緩い球をバットに当てると、それが右翼線に落ちる二塁打になります。続く日高選手の犠打で三塁に進まれ、村松選手は抑えたものの、平野選手に三遊間を抜かれて、先制を許してしまいました。

 4回は中軸を三人で抑えたものの、5回、先頭の早川選手が左中間に打った打球を左翼の李選手が取れず三塁打に。さらに、続く阿部真選手も左中間に放つと、これまた李選手と中堅の大松選手がともに取れず、連続三塁打となって1点を追加されます。どちらもいい当たりではありましたが、これが大塚選手と諸積選手の左中間だったら・・・とも思いました。まあ、仕方のない事ですが。
 2・3回と走者を二人出しながら点につながらなかったマリーンズ打線ですが、5回裏、先頭の今江選手が安打で出塁、続く大松選手が一塁手の上を抜き、プロ初安打。無死1・3塁とします。しかし、続く小坂選手は内野フライで、西岡選手の犠飛で1点は返したものの、福浦選手は倒れ、結局最少得点で終わりました。
 渡辺俊投手も合併球団打線を抑えるのですが、7回に先頭の後藤選手の中堅奥のフライを大松選手が前進してしまい、二塁打に。プロ初安打を放った記念すべき日ですが、大松選手にとっては守備のほうが印象に残る日になってしまいました。さらに1死三塁となり、ここまで2安打がいずれも得点にからんでいる阿部真選手に犠飛を打たれ、3点目を奪われます。
 合併球団は早めの継投策に。6回は菊地原投手に3人で抑えられ、7回に萩原投手の代わり端に里崎選手が安打したものの、続く今江選手が併殺となってしまい、結局3回を9人で片付けられてしまいます。そして9回、三連投の大久保投手に対し先頭のフランコ選手が安打で出塁しますが、1死後、李選手が併殺打を放ってしまい、試合終了。渡辺俊投手は3安打完投ながら、連敗で3敗目を喫しています。
 これで今季2度目の3タテを喫してしまいました。まあ、3試合で2点しか取れないのですから仕方ないでしょう。前回、スワローズに3タテを喫したときも3試合で3点は取っていたのですが・・・。観客数は2万1千1百人ほどでした。

 ところで、今日はいつもの二階バックネット裏で観戦していたのですが、途中から、オッサンの二人組みが隣に来ました。そのうちの一人が、評論家気取りで口を休めずにしゃべり続けます。それだけでも十分うるさいのですが、その内容のひどさには呆れるよりありませんでした。初球のストライクを見逃しただけでその打者は「積極性がない」と切り捨てるという、高野連の偉いさんみたいな皮相的な語りをします。何でもこの人によると、マリーンズのクリーンアップは小林宏投手と久保投手で組めばいい、という事。確かにともに交流戦でいい打撃を見せましたが、あくまでも数試合の事。それを見ただけでこの人には他の野手より格上だと見抜けるようです。その「信仰」ぶりは尋常でなく、9回裏、先頭のフランコ選手が出てきた時も「代打、小林宏」などとのたまっていました。
 ところが、そのフランコ選手が安打すると、語りが一変。今度は登板している大久保投手の事を「ストレートが遅いのに、よく抑えができる。あんなの変化球を狙えば簡単に打てる」などとボロクソに言います。つい数分前まで「代打を出せ=フランコ選手では打てない」と言っていたのがえらい変わりようです。ちなみに大久保投手は5月半ばからの登場で昨日まで1勝15セーブで防御率0.5以下。それほどの投手をその程度の単純な方法で打てるのでしたら、各球団の打撃コーチは苦労しません。
 そしてこのオッサンがけなしだしたとたん、大久保投手はフライと併殺で、あっさりとセーブを挙げました。言ったそばから逆の結果が出るのに、よくもまあ臆面もなく安っぽい知識(妄想?)を口に出せるものだと呆れました。ちなみに、よほどマリーンズ打線を見下しているのか、「渡辺俊投手はソフトバンクや巨人にいれば20勝できる」などと言っていました。ホークスはともかく、現時点で貯金21の球団よりも借金8の球団にいたほうが勝てる、というのはいったいどういう論理によるものなのか、私には理解できません。もしかして「ホームラン打者がたくさんいる球団=勝てる球団」という野球観なのでしょうか。
 ちなみに、そのオッサンは6回裏時点でホークスが2点リードをしているという表示を見ただけで「今日も(?)ソフトバンクは圧勝だ。これで7ゲーム差」などと言っていました。するとライオンズが逆転勝ち。ある意味、ここまで間違いばかり言うのは天才的です。そういう意味では感心させられました。

 福岡のホークス対ライオンズは新垣投手と河原投手が先発。今日も城島選手は先発を外れました。ともに4回まで無安打でしたが、5回表に和田選手の初安打がソロになって先制。しかし、その裏、下位打線の3安打でホークスが逆転し、6回にも追加点を挙げます。ライオンズ打線は8回まで3安打でしたが、9回に馬原投手から連打で同点に、さらに中島選手が勝ち越し犠飛をうち、一挙3点で逆転しました。その裏は森投手が三人で抑え、連日のセーブを挙げ、4対3でライオンズが勝ちました。これで先週に続き、ホークスに勝ち越しています。また、宮越投手がプロ初勝利を挙げました。観客数は3万4千8百人ほどでした。
 札幌のファイターズ対イーグルスは入来投手と有銘投手が先発。有銘投手は今季初先発です。予告先発を見た時は打撃戦かと思いましたが、意外にも投手戦に。有銘投手は2度のピンチを併殺で凌ぐなど、9回を5安打3四死球無失点に抑えます。一方、入来投手は7回まで無安打。8回2死から安打されたものの、10回を1安打3四球に抑えます。そして両チーム無得点のまま迎えた11回裏、先頭の森本選手が安打で出塁し、犠打で1死2塁で打席には小笠原選手。
 ちょうどこの時に、マリンから帰宅し、TVをつけました。その小笠原選手が倒れ、四番のセギノール選手に。しかし、初球を打ち、平凡な三塁ゴロとなります。ところがこれを永池選手が一塁に悪送球。と言ってもわずかにそれてセーフになっただけですが、二塁走者の森本選手はそのまま本塁に突入。虚を突かれた一塁手のバックホームも間に合わず、ファイターズのサヨナラ勝ちとなりました。
 ヒーローインタビューで森本選手は得意の(?)奇妙な発言を連発。ファイターズは4連敗中だったためアナウンサー氏が「チームは勢いに乗れていなかったようですが」と振られると、「勢いには乗っていました。ただ勝てなかっただけです」との返事でした。狙っているのか天然なのか分かりませんが、とにもかくにも凄い人です。観客数は2万7千2百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対カープは安藤投手とレイボーン投手が先発。レイボーン投手は来日初登板です。ここ2試合ほど好投を続けている安藤投手は、今日はそれを上回る好投。4回まで走者を出しません。ところが、来日時にはコーチに「7月前半に下で投げれれば」程度の評価しかされていなかったレイボーン投手がタイガース打線を抑えます。初回に2死1塁から金本選手の安打性の当たりを前田選手に好捕されて得点できません。その後も、5回まで毎回安打は出ますが、得点には結びつきません。
 5回2死から初安打された安藤投手ですが、その後も素晴らしい投球をし、9回を2安打無四球で「完封」します。しかし、打線は6回から安打がなく、8回から登板した永川投手にも抑えられます。そして10回表、打率2割を切っている先頭の東出選手が、右翼席に今季第1号を放ち、ついに均衡が破れました。その裏はベイル投手が登板。今岡選手から始まる打線を三人で抑え、1対0でカープが勝ちました。観客数は4万7千2百人ほどでした。タイガースは今週2度目の0-1負けです。まあ、それ以外の試合は全部勝っているのですが。
 結局、今日は安藤投手の他に、入来投手・有銘投手も9回を無失点で抑えましたが、いずれも勝ち投手になれませんでした。一日に3人もそのような投手が出るのは、かなり珍しいのではないでしょうか。

 岐阜のドラゴンズ対スワローズは朝倉投手と館山投手が先発。2回1死1・3塁から、犠打が小フライになったのを見た朝倉投手が、併殺を狙ってワンバウンドで取った後に暴投する、という珍プレーでスワローズが先制しましたが、その裏、ウッズ選手からの三連打であっさりドラゴンズが同点に。さらに3回にウッズ選手の適時打で勝ち越します。5回にはアレックス選手の失策でスワローズが追いつきましたが、6回にまたウッズ選手からの三連打で福留選手が勝ち越し適時打を放つなど、ドラゴンズが2点を勝ち越し。その後は継投でスワローズ打線を抑え、最後は岩瀬投手が締めてドラゴンズが逃げ切りました。観客数は1万7千4百人でした。
 東京ドームの読売対ベイスターズは桑田投手とセドリック投手が先発。2回に読売が先制しますが、3回表に1点返した後、満塁から佐伯選手の3点適時二塁打でベイスターズが逆転します。その後も中押し、ダメ押しと着実に加点。9回に4点差とセーブのつかない所で登板したクルーン投手が自らの悪送球で1点を失いますが、大勢には影響がなく、7対4でベイスターズが勝っています。観客数は4万4千人ほどでした。

2005年07月17日 23:02