2006年04月30日

序盤のリードを守りきり、5連勝

[ 野球 ]

 3週間ぶりにマリンスタジアムに観戦に行きました。そのマリーンズ対イーグルス戦は小野投手と藤崎投手が先発。1回表を小野投手が三者凡退で抑え、その裏、先頭は西岡選手。1回裏の攻撃開始時には、ファンがタオルを両手に持って「オーオーオーオオオオ(中略)マーリーンズオーオオオーオオーオオオーオーオー」と合唱するの習慣があるのですが、その歌が続く中、西岡選手はあわや本塁打という当たりを右中間に放ち、今季1本目の三塁打とします。そして続く堀選手が犠飛を打ち上げ、あっさりマリーンズが先制しました。
 ところが直後の2回表に小野投手は簡単に2死を取りますが、続く山崎武選手に3号ソロを打たれ、すぐに追いつかれます。
 しかし直後の2回表、1死から今江選手が安打で出塁すると、藤崎投手は連続四球を出して満塁。ここで大松選手の内野ゴロの間に勝ち越し、さらに西岡選手が適時打を放って3点目。そして堀選手を歩かせて再び満塁としたところで、早くもイーグルスベンチは藤崎投手をあきらめます。マリンでの先発は「26対0」以来1年1ヶ月ぶりで、左翼席には「リベンジ」という横断幕も出ていた藤崎投手ですが、今回も前回と同じ1回2/3での降板となってしまいました。

 続く3回裏、イーグルスのマウンドには前回途中から登板の吉田投手が上がっています。先頭のベニー選手が歩くと、続くフランコ選手が左投手相手という事もあり、意表をつくバント。これが内野安打となります。ここで今江選手が適時二塁打を放って1点を追加。1死後にパスクチ選手が歩いて満塁とすると、大松選手が押し出し死球を受け、さらに西岡選手が犠飛を放ってこの回3点を追加します。西岡選手は初回に三塁打で先制のホームを踏み、2・3回と連続打点。攻撃終了後に活躍した選手の名前がスタンドからコールされるのですが、今日の西岡選手は2回から4回まで3回連続でコールされていました。
 この勢いなら毎回得点もあるかと思われたのですが、3回途中から登板した新人の青山投手が好投。4回に福浦選手の安打を足がかりに1点を取りましたが、その後は8回までマリーンズ打線を抑えます。ただこの青山投手、チーム28試合で早くも今日が16試合目と、かなりの登板過多。ちょっと酷使が心配です。
 小野投手は6回まで4安打1失点に抑えますが、7回に失策と安打などで2・3塁とされ、9番の鉄平選手に2点適時二塁打を打たれます。とはいえ、この回で降板しましたが、自責点は1でした。
 続く8回は4点差とホールドのつかない場面ながら藤田投手が登板。そして1死1塁から藪田投手が登板しますが、四球で二人目の走者を出し、2死から沖原選手を右飛に打ち取りますが、これが強風にあおられて失策となり、2点を返されます。
 そして9回は小林雅英投手が登板。一昨日同様、先頭打者に安打されますが、後は3人で抑える毎度おなじみの「きっちり4人」で、9セーブ目を挙げています。
 これでチームは5連勝で貯金3。単独3位となり、首位ライオンズとのゲーム差は1.5にまで縮まりました。観客数は2日続けて今季最高となる2万5千1百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ホークスは江尻投手と杉内投手が先発。2回に犠飛とボークでホークスが2点を先制し、杉内投手が6安打1四球で無失点に抑え、9回は馬原投手が抑えて完封リレーとなりました。江尻投手も5安打1四球で2回の2失点のみにホークス打線を抑えますが、援護に恵まれず完投負けとなりました。観客数は2万4千3百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ライオンズは川越投手と涌井投手が先発。同点に追いつかれた直後の6回裏に、今季、不可解な干されかたをしていたガルシア選手に勝ち越しとなる5号本塁打が出ます。さらに7回には四番に入っている北川選手に適時打が出ます。9回表に大久保投手がカブレラ選手に7号ソロを打たれますが、後は抑え、3対2で合併球団が逃げ切っています。観客数は2万3千2百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対スワローズは江草投手と藤井投手が先発。スワローズが米野選手の適時打で先制しますが、6回に無死1・2塁から今岡選手と浜中選手の連続犠飛で逆転。後は毎度おなじみの藤川投手と久保田投手の継投で逃げ切っています。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープは土肥投手とダグラス投手が先発。2回に山崎選手の適時打でカープが逆転すると、その後も着実に追加点。先発全員の15安打でカープが8対2で勝っています。観客数は2万2千7百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズはグローバー投手と中田投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万2千6百人ほどでした。

2006年04月30日 22:39