2006年04月29日

袋とじ効果

[ 漫画 ]

 週刊少年チャンピオンで「聖闘士星矢」が復活しました。なんと「袋とじ」です。確かにあれだけの人気作品が他誌で復活するというのは衝撃的ではあります。とはいえ、「袋とじ」にする価値があるかどうかは疑問です。「星矢」だけのために雑誌を買う人は袋とじであろうとなかろうと買うでしょう。またちょっと興味がある、という程度の人は「へー、チャンピオンで始まったのか。ではちょっと見てみるか。え?袋とじ?じゃあいいや」となってしまうのがオチだと思います。ちなみにこれは私が袋とじだと知った時の反応なのですが。
 ちなみに、「リングにかけろ」の続編はスーパージャンプで好評連載中。この調子で「風魔の小次郎」がサンデーで復活したり、「男坂」がマガジンで「完結」したら面白いのですが・・・。

 あと、手にとったついでにちょっとチャンピオンを開いたら「ドカベン」をやっていました。明訓高校を主とした新チームで、土佐丸高校を主とした新チームと対戦していました。このライバルチーム、かつての地元ライバルである不知火が在籍しているものの、打者のほとんどは雑魚キャラ。名前は四国の地名を適当につけただけでした。かつての土佐丸高校は、他の選手の名前が全て「犬」で始まるという安直なネーミングでしたが、このあたりもかつてと全然変わっていないと感心(?)させられました。
 それにしても「ドカベン」と「星矢」が21世紀になって同じ雑誌に載っているなど、「星矢」の全盛時代には想像すらできませんでした。世の中、何が起きるか分かりません。

2006年04月29日 23:18