2005年07月18日

9回に追いつかれるも延長で勝ち越し

[ 野球 ]

 今日は仕事でデーゲームは見れませんでした。その唯一のデーゲームである札幌のファイターズ対マリーンズはセラフィニ投手とリー投手が先発。リー投手は来日初登板初先発です。左のリー投手に対し、マリーンズは先週の月曜に続き、李選手とフランコ選手を外す「福浦選手以外はみんな右打者」打線で臨みました。
 2回にマリーンズが大塚選手の適時打で先制しますが、4回に新庄選手の適時打で同点に。しかし5回、無死1・2塁から西岡選手が併殺を打って2死1塁となるものの、そこからリー投手がボークで2塁へ。リー投手は3回にもボークを取られていました。そして堀選手に適時打が出て、マリーンズが勝ち越します。

 セラフィニ投手は1点こそ取られましたが、素晴らしい投球内容。8回を5安打無四球に抑えます。先週の日曜に先発した後、火曜に中継ぎで登板した時、バレンタイン監督が「今の中6日だと調整がうまくいかないようだから中継ぎでも投げさせた」と言っていましたが、どうやら本当に「中継ぎ効果」があったようです。
 そして1点差でむかえた9回、マリーンズは小林雅英投手を投入しましたが、1死後に小笠原選手に同点ソロを打たれてしまいました。このあたり、仕事が終わったので携帯でこまめに状況を見ていたのですが、「2対2」という表示を見た時は、一瞬顔がひきつりました。さらに新庄選手に二塁打を打たれ、サヨナラ機を作られましたが、そこは何とかしのぎ、ファイターズ戦としては2試合連続の延長戦となりました。
 10回は両チーム無得点で迎えた11回、1死から守備固めに入っていた諸積選手が安打で出塁。火曜の勝ち越し打に続く「2打席連続安打」です。続く大塚選手は倒れましたが、ここで前の打席で代打で出てそのまま指名打者に入っていた李選手が打席に。火曜に本塁打を放ってから前の試合まで12打席連続凡退と絶不調でしたが、前の打席で四球を選び、久々の出塁を果たしています。その李選手が建山投手から勝ち越しの21号2ランを放ちました。
 その裏、藤田投手が登板しますが、安打と四球で無死二塁とし、1死も取れずに降板となってしまいます。ここで薮田投手が登板しますが、小笠原選手に安打され、無死満塁となります。このあたり、携帯で見ていて生きた心地がしませんでしたが、薮田投手はセギノール選手・新庄選手を連続三振。高橋信選手に押し出し四球で1点を返されますが、最後は小田選手を打ち取り、何とか勝ちました。薮田投手は今季初セーブです。
 これで連敗を止めたわけですが、小林雅投手が先週に続いてセーブに失敗し、藤田投手もリリーフ失敗するなど、いろいろと不安材料の残る試合となりました。観客数は2万2千5百人ほどでした。

 福岡ドームのホークス対イーグルスは星野投手とラス投手が先発。今日のホークスは鷹の祭典と銘打って、本拠地にもかかわらずビジユニを着用。ファンにビジターのレプリカユニを配るなどの企画を行っていました。しかし、試合のほうはここまで対ホークス1勝10敗のイーグルスがロペス選手のソロで先制。一度は同点に追いつかれますが、すぐに勝ち越すなど、優位に試合を進めます。前回初勝利を挙げたラス投手は点は取られたものの、松中選手を二打席連続三振に打ち取るなど好投します。その後も点の取り合いとなりますが、最後は福盛投手が抑え、7対5でイーグルスが逃げ切りました。ラス投手は6連敗後の2連勝です。一方、ホークスは城島選手がスタメンから外れてから3連敗となっています。観客数は3万5千人ほどでした。
 所沢のライオンズ対合併球団は帆足投手とスチュワート投手が先発。2回にカブレラ選手のソロで先制したライオンズが、その後も着実にスチュワート投手を打ち込みます。一方、帆足投手は6安打2四球で合併球団を完封し、7対0でライオンズが勝ちました。帆足投手はプロ初完封で10勝目を挙げています。観客数は1万3千4百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ベイスターズはブラウン投手と門倉投手が先発。ベイスターズはブラウン投手から5回まで毎回安打を放ちますが、得点には結びつきません。一方、4回まで1安打無得点と抑えられ、18イニング連続無得点となります。しかし5回裏、藤本選手が二塁打を打つと、次の代打・片岡選手のところで門倉投手が連続暴投。意外な形で久々の得点が入ります。その後は6回と1回早いながら「いつもの三人」が登場。8回にウイリアムス投手がピンチを招きますが、久保田投手を投入して凌ぎます。その裏、タイガースが2死から幸運な2塁打などもあり、2点を追加して試合を決めました。観客数は4万7千2百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対カープは野口投手と黒田投手が先発。3回にカープが3点を先制しますが、4・5回にドラゴンズが2点ずつ取って逆転。その後、カープも反撃し、岡本投手・岩瀬投手から点を取りますが、一歩及ばず、6対5でドラゴンズが逃げ切りました。観客数は3万人でした。
 神宮のスワローズ対読売戦は石川投手と野間口投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は2万2千4百人ほどでした。

2005年07月18日 23:45