2004年09月09日

完封リレーを喫する

[ 野球 ]

 タイガース対スワローズは福原投手と高井投手が先発。スワローズは5連敗中で、今日タイガースが勝つとゲーム差が1.5に縮まります。
 しかし、初回に岩村選手のソロで先制され、2回にも真中選手に2点適時打を打たれます。一方、打線は高井選手を攻めきれず、5回の1死1・3塁では福原投手の代打・立川選手が浅い右飛に倒れ、6回の無死1・2塁も4・5・6番が凡退してしまいました。そして7・8回は石井投手に、9回は五十嵐亮太投手に抑えられ、結局4-0で完封リレー。スワローズとのゲーム差は3.5に広がりました。

 読売対ドラゴンズは工藤投手と小笠原投手が先発。序盤、読売がソロ2本でリードしますが、5回に1死から3連打で1点返します。そして早くも小笠原投手を見切って代打・リナレス選手を投入。これが大成功で逆転3ラン。さらに大西選手もソロで続き、一挙5点を取りました。
 直後に読売も連打で1点返して2点差に迫りますが、続く仁志選手が併殺で反撃もそこまで。あとはドラゴンズのリリーフ陣に抑えられ、一方、ドラゴンズは終盤に着実に追加点を重ね、8対3で勝ち、ゲーム差を5.5に戻しました。
 カープ対ベイスターズは黒田投手とセドリック投手が先発。序盤は投手戦でしたが、5回表に1死1・3塁から相川選手のセーフティースクイズで先制。続くセドリック投手を歩かせたのが大きく、2死後に種田選手の2点適時打が出て3点を先制。その裏、カープも1点返しましたが反撃はそこまで。3対1でベイスターズが勝ちました。セドリック投手は6勝目です。

 パリーグはブルーウェーブとファイターズ戦のみ。谷中投手とミラバル投手の先発で、5回までは接戦でしたが、6回に勝ち越したファイターズが7・8回と追加点を挙げて7対3に。9回、セーブのつかない場面で登板した横山投手に対し、ブルーウェーブも連続2塁打で1点を返し、1死3塁と粘ります。ここで平野選手が右中間に長打性の当たりを打ちましたが、これを新庄選手がダイビングキャッチ。犠飛にはなりましたが、これで反撃を絶ち、7対5でファイターズが勝ち、勝率を5割に戻し、0.5ゲーム差で3位に復帰しました。

2004年09月09日 23:53