2004年09月30日

先祖帰り?

今日の更新・翔みならブログめもちょう

 駅の掲示で、10月16日のダイヤ改正の宣伝がありました。その中の一つに房総各方面への特急列車の愛称名を運転線区や車両ごとに統一し、わかりやすくします。いままで定期列車で14種類の愛称名がありましたが6種類に集約しますとありました。確かに、特急の「行先」となっている路線が5つしかないのに、14種類もの名前があるのはかなり変です。
 今度の改正で、基本的に「同じ方向の特急は同じ名前」になりました。ただ、まとめすぎて、成田行きの特急が、潮来や佐原に由来する名前である「あやめ」になる、という奇妙な事もおきているようです。

 JRになってから、同じ方向の特急に色々な名前をつける、などという事を行われました。それが少なくとも房総地区では不評だったから、この改正につながったのでしょう。つまり、この「愛称名統合」は「改正」というよりはむしろ「復旧」です。
 ならばいっその事、さらに昔に戻してみてもいいかもしれません。房総方面に行く優等列車が急行だった頃は、「内房」「外房」「犬吠」(成東経由銚子行き)「水郷」(成田経由銚子行き)「鹿島」と、単純に行先を名前にしていました。こちらのほうが、「さざなみ」だの「しおさい」、ましてや成田行きの「あやめ」よりはずっとわかりやすいように思えます。

2004年09月30日 22:49