2004年09月24日

マリーンズの2004年、終了

[ 野球 ]

 ブルーウェーブ対ファイターズは、代替試合がなければ(※以下、この前提は省略します)、ファイターズの今期最終戦。勝てばファイターズがプレーオフ進出、負ければマリーンズがプレーオフ進出、引き分ければ両チームによる「3位決定戦」となります。
 先発は金田投手と金村投手。2回表に無死1塁から高橋信二選手が2ランを放って先制しますが、その裏、すぐさま早川選手の適時2点二塁打で同点に。しかも、3塁に行こうとして挟まれた早川選手を挟殺ミスで三塁に行かれるなど、ファイターズの守りがおかしく、この時はブルーウェーブペースかと思いました。
 しかし、その直後の3回表に、2連打の後、小笠原選手の適時打で勝ち越し。さらに続く4回には、10日ぶりのスタメンとなったエチェバリア選手の2ランで突き放します。
 金村投手は援護をもらいますが調子は悪く、4回に1点を返され、2点差に迫られます。しかし、直後の5回表に、エチェバリア選手が2点適時打。ヒルマン監督の起用が大成功だったと言えるでしょう。さらにその裏、1死から2連打で1点を返され、続くオーティズ選手も中前安打。しかし、三塁へ向かった一塁走者の大島選手を、新庄選手が「レーザービーム」で刺します。さらに、続く日高選手のレフトへのフライをエチェバリア選手がフェア地域内でグラブに当ててファウルゾーンに落としたように見えましたが、判定はファウル。これでブルーウェーブの反撃は絶たれました。
 6回からは3日前に完投勝利をしたミラバル投手が登板。走者は出しますが、要所を抑えて無失点。9回は横山投手が1安打されますが後続は抑えて試合終了。この瞬間、ファイターズのプレーオフ進出が決まり、同時にマリーンズの2004年シーズンが終わりました。

 ゲーム差はわずか0.5。今期に限ってはあまりにも大きい0.5ゲーム差でした。もちろん、プレーオフに出れなかったのは残念です。せめてシーズン前の補強で新庄選手か村松選手のどちらかが取れていれば・・・、とも思いますが、今更言っても仕方ありません。とにかく、バレンタイン監督以下、選手はよくやってくれたと思います。数字だけ見れば、昨年の「借金1で4位」の昨年とほとんど同じです。しかし、内容的には全然違うシーズンだったと思います。今年の悔しさをバネに、来年はぜひともリーグ優勝をした上でプレーオフに勝つくらいのつもりで頑張って欲しいものです。
 また、ファイターズについては、素直にプレーオフ進出おめでとう、と言いたいです。ぜひとも、プレーオフ、さらには日本シリーズを勝ち抜いて、「マリーンズとほぼ互角に戦った球団が日本一」というのを見せてほしいものです。
 あと、セギノール選手に本塁打が出なかったため、松中選手と同数で本塁打王に。そのため、松中選手の三冠王も決まりました。

 バファローズ対ライオンズは大阪ドームでの「大阪近鉄バファローズ」の最終戦となってしまいました。内外野無料という事もあり、48,000人のお客さんが入りました。先発は高村投手と大沼投手。途中、松坂投手が防御率1位になるために中継ぎをしたのはいいとして、1点リードの7回裏1死1塁から豊田投手を出し、しかも同点にされたのは謎の投手起用でした。結局、2対2で延長に入り、最後は星野選手のサヨナラ打でバファローズが勝ちました。
 カープ対スワローズは佐々岡投手と石堂投手が先発。500試合登板を白星で飾るべく、6回を2失点に抑えて勝ち投手の権利を得たままマウンドをおりますが、8回に2本の本塁打で逆転したスワローズが6対5で勝ち、佐々岡投手は記念の試合を白星で飾れませんでした。

2004年09月24日 23:51