2009年05月05日

地元密着度

 仕事の帰りに、中央・総武線各駅停車に乗りました。世間では連休だというのに、なぜかラッシュ時並に混んでいます。不思議に思いながらも、扉の近くに立っていました。
 そして、秋葉原に着くと、多くのお客さんが降りました。これ自体は別に曜日・時間帯を問わずいつでもあることです。そして、そのお客さんに押される形で一度ホームに出てしまいました。
 千葉方面に帰る場合、秋葉原から座るには、椅子の前に立っていないとまず無理です。そこで、ホームに押し出された時点で、「今日は当分座れないな」と諦めていました。

 ところが、再び入った車内は予想外に空いていました。そして、空席も少なからずあり、余裕で座れました。よほどの閑散時間帯を除けば、こんな事は初めてです。ましてや、秋葉原に着くまでは、車内はすし詰め状態でした。
 不思議に思いながらふと、今さっき電車から押し出された時、降りる人の何人かが「REDS」と書かれた帽子を被っていた事に気づきました。
 そういえば、今日はJリーグの開催日でした。調べたところ、やはりちょっと前まで国立競技場で浦和対柏が行なわれていました。
 行き先が浦和でも柏でも、乗換駅は秋葉原になります。それだけにドッと降りたのでしょう。なお、残った千葉行きの車内には、サッカーを感じさせる物は残っていませんでした。
 これが野球でしたら、たとえば水道橋で試合があった場合でも、ここまで降りることはありません。都内はもちろん、千葉県に入っても、タイガースや読売のメガホンを持った人を車内で見ることができます。
 話には聞いてはいましたが、改めてサッカーにおける地元密着度の高さに驚かされました。

2009年05月05日 23:38