2009年05月10日

仕事の二日前にゴルフをするのは問題行動?

 昨日、横綱の白鵬関と朝青龍関を初めとするモンゴル人力士が何人かでゴルフをしたそうです。それをまた、一部のスポーツ紙が「問題行動」などと言って批判しています。毎度の事ですが、なぜか見出しには白鵬関の名前はなく、朝青龍関の名前ばかりが出ています。
 別に、本場所をサボったわけでもあるまいに、なにが「問題行動」なのか理解に苦しみます。だいたい、このことを「問題」と報じた新聞社では、出勤日の二日前にゴルフをしたら、「仕事の前々日だというのに、問題行動だ」と批判されるのでしょうか。

 まだこれが、参加した力士が日頃から成績不振だというのなら、まだ批判のネタになるかもしれません。しかしながら、参加した両横綱は二人あわせてこの五年三十場所で二十七回も優勝しています。
 この実績を見る限り、むしろ日本人力士たちも彼らを見習って、場所の二日前にはゴルフ場で調整したほうが、好成績に結びつくのでは、などとも思いました。
 あと、毎度の事ですが、この件を「八百長の温床」呼ばわりした相撲協会再発防止委員の漫画家や、「歌舞伎なら二日前に・・・」などと相撲と歌舞伎の区別もつかないらしい、横綱審議委員の歌舞伎役者の談話にも呆れました。
 なぜこんなしょうもない記事にまで登場して、自分たちの品格のなさを披露したがるのか、これまた理解に苦しみます。

2009年05月10日 00:05