2009年05月19日

唐川投手の連続完投勝利で交流戦初戦を飾る

 今日から交流戦が開幕。千葉で行なわれた千葉-横浜は唐川投手とマストニー投手が先発。今日から西岡選手が復帰して一番に。また、井口選手が久々に二塁手に入りました。ベンチは左投手を予想していたようで、二番に竹原選手、七番に指名打者で堀選手と、右打者並べていました。これも、交流戦ならではと言えるでしょう。
 また、横浜に取っては、先日、監督代行に就任した田代氏の初采配試合となりました。

 初回、1死から竹原選手が二塁打を放ちますが、先制できません。続く2回も1死から堀選手の安打を足がかりに1・2塁と、ここも「左投手要員」の安打から好機を作りますが、先制できません。
 一方、唐川投手は2回まで横浜打線を抑え、12イニング連続無失点とします。しかし続く3回、先頭の北川選手に二塁打され、二死後に内川選手の適時二塁打で先制されます。
 しかしその裏、先頭の竹原選手が四球を選ぶと、サブロー選手が安打で続きます。そして暴投で2・3塁とし、井口選手の内野ゴロの間に同点に追いつきました。
 そこから、唐川投手が前回同様の素晴らしい投球を見せます。4回は三番からの攻撃を三社三振に抑え、5回も三者凡退。6回に先頭打者に安打されるも、牽制でアウトと、昨年の交流戦で課題となった走者を出したときの投球でも進歩を見せます。
 一方、打線は再三好機は作ります。しかし4回の1死2・3塁、6回の無死1塁、7回の無死1・2塁といった所で再三得点できず、好投する唐川投手をなかなか援護できません。
 しかし8回、この回から登板の石井投手に対し、代打で登場した早坂選手が四球を選び、犠打で1死2塁とします。ここで今江選手が適時打を放ち2対1と、この試合初めてのリードに成功します。
 前の回まで100球を投げていた唐川投手ですが、9回も続投。2死から安打はされたものの最後は抑え、5安打無四球10三振1失点で2試合連続完投勝利を飾っています。
 これでチームは3連勝し、埼玉が敗れたために順位を3位に上げています。観客数は1万6千3百人ほどでした。

2009年05月19日 23:49