2009年05月27日

唐川投手が突如崩れ、逆転負け

 広島で行なわれた広島-千葉は前田健投手と唐川投手という若手対決に。今日はランビン選手が初の二番に入りました。
 初回、先頭の西岡選手がいきなり三塁打を放ち、1死後にサブロー選手が適時打と、昨日の甲子園9回表に活躍した二人の、「2イニング連続」の安打でまず先制します。さらに、安打で1・3塁とした後に内野ゴロでもう1点入りました。

 一方、2試合連続完投勝利中で防御率リーグ3位の唐川投手は、今日も安定した立ち上がりを見せます。2回に四番からの攻撃を三者連続三振に打ち取るなど、最初の一巡を無走者に抑えます。
 ところが4回裏、先頭の梵選手を歩かせて初の走者を出すと、犠打を決められた後、最近三番に定着しつつある赤松選手に打たれた初安打が適時三塁打となり、1点を返されます。さらに2死をとったものの、そこから嶋選手の適時打で追いつかれます。そして安打で走者を溜めた後、喜田剛選手に2点適時打を喫し、逆転されました。
 今月ここまで登板した3試合で4点しか取られていなかった唐川投手ですが、この回だけで4点を失ってしまいました。さらに続く5回も赤松選手に5号ソロを喫してしまいます。
 一方、打線は1ヶ月半近く勝っていない前田健投手の前に、2回以降は抑えられます。そして6回2死から井口選手が5イニングぶりの安打を放ち、さらに失策で1・2塁とします。この貰った好機で打席に里崎選手が入りますが、フルカウントまで粘りましたが、内野ゴロに打ち取られます。
 7回表に唐川投手に代打が送られると、その裏からは渡辺俊介投手が登板。昨日に続く、先発陣による救援となりました。しかし、7回こそは三人で抑えたものの、8回に先頭打者に安打されると、バント失策と四球で満塁にしてしまい、降板します。そして三番手の伊藤投手が2点適時打を喫し、失策も加わって3失点。これで試合は決まりました。
 9回にバーナムJr選手が約三週間ぶりとなる適時打を放ちますが、時既に遅く、8対3で敗れ、再び交流戦黒星先行となってしまいました。観客数は2万2千5百人ほどでした。

2009年05月27日 23:10