2009年05月03日

投打とも冴えず、カード負け越し

 福岡ドームで行なわれた福岡-千葉は杉内投手と成瀬投手が先発。最近の対左の定番という感じで、ベニー選手が一番に入り、後も一昨日とほぼ同じ顔ぶれでした。
 初回、ベニー選手が安打を放ち、福浦選手が犠打を決めますが、後続が打ち取られます。ベニー選手が一番に入った三試合で、いずれも初回に安打を放っていますが、いずれも得点できていません。
 しかし、続く2回に先頭のサブロー選手が左翼席に5号ソロを放って先制します。ここから杉内投手が制球を乱し、連続四球で無死1・2塁と追加点機を貰います。ところが、今江選手が二度バント失敗の後に三振し、さらに内野ゴロと四球で2死満塁となりますが、福浦選手のいい当たりは二塁ゴロに。解説の若菜氏によると、新人工芝でゴロの速度が遅くなり、助かったとの事でした。

 先制点を貰った成瀬投手ですが、その裏、先頭の長谷川選手に安打されると、続くオーティズ選手に右中間を抜かれます。本塁でクロスプレーとなりましたが、長谷川選手の足がベースに達しており、福岡が即座に追いつきました。その間にオーティズ選手が三塁に達し、無死3塁と危機は続きましたが、ここは成瀬投手が凌ぎました。
 しかし、成瀬投手は続く3回、先頭の川崎選手に安打されると、犠打の後に松中選手に適時打されて追加点。さらに1死1・3塁から、内野ゴロの間にもう1点失い、3点差となります。
 そして続く4回には1死から山崎選手に二塁打され、続く川崎選手の左前打を竹原選手が後逸。これも解説の若菜氏によると、新人工芝でバウンドの具合が変わったためとの事で、今日は新人工芝がことごとく千葉に災いする形になりました。さらに続く森本選手にも適時打が出て、さらに松中選手に安打が出たところで成瀬投手は降板。4回途中で97球を投げ、10安打1四球5失点(自責は3)という内容でした。
 一方、二回は不安定だった杉内投手ですが、援護を貰うとともに立ち直ります。4回以降は安打が出ず、6回まで3安打に抑えられます。対して、5回裏には小宮山投手が2点を失い、7対1の大差となってしまいました。
 千葉も7回にランビン選手が来日1号を放ちますが、反撃はここまで。8・9回は継投陣に抑えられ、結局7対2で敗戦。2カード連続カード負け越しとなり、借金がまた5となってしまっています。観客数は3万4千人ほどでした。

 昨日書けなかったので、今更ながら2日の試合も。
 先発は新垣投手と唐川投手で、2回にサブロー選手の二塁打を足がかりに、橋本将選手の適時打で先制しますが、その裏、オーティズ選手の早くも2本目となるソロで追いつかれます。
 さらに4回にはオーティズ選手と柴原選手の連続二塁打で勝ち越されますが、直後の5回表に西岡選手の2号2ランで逆転すると、続く井口選手も5号ソロを放ちます。
 唐川投手はその裏に1点を失い、結局6回を8安打2死球3失点で勝ち投手の権利を得て降板します。
 そして1点リードで迎えた8回、2死満塁から今江選手が適時内野安打を放ち、さらにオーティズ選手の失策も加わって2点を追加。さらにランビン選手と福浦選手の連続適時打で一挙5点を加え、試合を決めました。福浦選手はこれが通算1500安打となっています。
 そのまま千葉が9対4で勝ち、唐川投手は2勝目を挙げています。観客数は3万2百人ほどでした。

2009年05月03日 23:08