2009年05月25日

小林宏投手、今季最高の立ち上がりも、雨天ノーゲームに

 甲子園でのタイガース-千葉は福原投手と小林宏之投手が先発。二番一塁に福浦選手、五番右翼で大松選手、七番左翼がバーナムJr選手と、左打者を使えるだけ使った、という感じのスタメンでした。
 初回、小林宏投手は先頭の赤星選手に内野安打され、2死後に四球で1・2塁としますが、新井選手を打ち取って0点に抑えます。

 初回は三人で終わった千葉打線ですが、2回表は連打で無死1・2塁とし、犠打で1死2・3塁と先制機を作ります。しかし、バーナムJr選手が倒れると、今江選手は敬遠。九番に投手が入るセリーグ主催試合ならではの戦法です。ここで打席には打撃にも定評がある小林宏之投手が入ります。ファウル二つで2-1と追い込まれますが、そこから粘り、フルカウントまで持ち込みます。しかし、8球目を打ち上げてしまい、先制できません。
 打撃で結果は出せなかった小林宏投手ですが、投球のほうは冴え、2・3回とタイガース打線を無走者に抑えます。
 一方、打線のほうは、3・4回とも2死から安打は出ますが、得点はできません。
 そして4回裏、小林宏投手が先頭打者を打ち取ったところで雨が強くなり、20分中断の後にノーゲームとなりました。
 小林宏投手は内野安打一つだけという好投でしたが、雨には勝てませんでした。今季はここまで本当に勝ち運に恵まれていません。その分、後半では勝ち運に恵まれてほしいものです。

2009年05月25日 01:19