2009年05月30日

序盤のリードを守って勝ちきる

 千葉で行なわれた千葉-東京は成瀬投手とユウキ投手が先発。成瀬投手は水曜に中継ぎで2イニング投げていたため「中二日」となりました。
 成瀬投手は初回に2死から四球と安打で走者を出しますが、里崎選手の好捕もあって0点に抑えます。
 するとその裏、こちらも簡単に二死を取られますが、そこからサブロー選手が四球で歩くと、続く井口選手が右中間に約半月ぶりとなる10号2ランを打ち込んで先制します。

 成瀬投手は3回も2死無走者から二人出しますが、ここも抑えます。
 するとその裏、こちらも二死無走者からサブロー選手が二塁打を放ち、四球の後に大松選手の適時打、さらには里崎選手の2点適時二塁打が出て5対0とします。
 序盤はともに、2死から走者をためた後の攻防に差が出る展開となりました。
 大量援護を貰った成瀬投手ですが、直後の4回表に右方向の連打で1・3塁とされると、宮本選手に左中間を破る2点適時二塁打を喫し、3点差に迫られます。しかし、なお続く無死二塁から後続三人を抑え、それ以上の得点は許しません。
 そして5回から7回までも無走者に抑え、4回途中から12人連続で凡退に打ち取ります。
 一方、攻撃陣は東京の継投陣の前に追加点が奪えません。しかし7回裏、先頭の西岡選手が3回以来の安打となる二塁打を放ちます。そして、まだ体調が万全でないのか、ここで代走の早坂選手に代わります。するとその早坂選手が三盗を決めた後にサブロー選手の犠飛で生還と、足の力で貴重な追加点を奪いました。
 そして8回はシコースキー投手が三人で抑え、9回は荻野投手が登板。1死から3連打で1点は返されましたが、最後は併殺で抑え、6対3で千葉が勝ち、連敗を2で止めています。
 雨模様の天気ということもあり、観客数は1万5千4百人ほどでした。

2009年05月30日 23:48