2009年05月28日

不運な逆転負けで、小林宏投手、またもや勝てず

 呉で行なわれた広島-千葉はルイス投手と小林宏之投手が先発。今日は福浦選手が二番一塁に戻りました。
 初回、1死から福浦選手が安打で出ると、続くサブロー選手が7号2ランを放ち、今日も初回に2点を先制します。
 しかしその裏、小林宏投手は、先頭の梵選手に安打されて犠打で進まれると、絶好調の赤松選手に適時打されて1点を返されます。しかし、続く栗原選手の打席でエンドランが外野フライになって併殺という幸運な事もあり、その1点で凌ぎました。

 そして直後の2回表、先頭の里崎選手が死球で歩くと、今江選手の安打で無死1・2塁に。ここで打席に入った小林宏投手はバントを失敗した後、フルカウントから安打を放ち、無死満塁とします。そして1死後に福浦選手の適時打で1点を追加してなお満塁。もう一打出れば、といったところでしたが、先ほど本塁打のサブロー選手が併殺に倒れてしまいます。
 そして4回表、先頭の今江選手が安打して、打席には小林宏投手が。ここで意表のエンドランをかけ、小林宏投手もいい当たりを放ちますが、左翼へのライナーとなってしまいます。そして後続も倒れ、好機を活かせません。さらに、この回の打席でどこか痛めたのか、西岡選手がその裏の守備から交代となってしまいました。
 その4回裏は2死1・2塁を凌いだ小林宏投手ですが、続く5回に1死から代打の喜田剛選手に二塁打され、さらに安打で1・3塁となり、ここで東出選手の打球が左前に落ちる適時打となり、1点差になります。
 しかしここで好調の赤松選手を三振に打ち取り、さらに栗原選手も遊ゴロに打ち取ってチェンジ、かと思われたその時、西岡選手に代わって前の回から守備に入っていた早坂選手がトンネルしてしまい同点に。さらに続く嶋選手の詰まった当たりが内野安打となり、逆転を許してしまいます。
 ここから広島は細かい継投を見せます。6回を林投手と梅津投手に抑えられ、7回から登板の横山投手に対し、1死から福浦選手の安打とサブロー選手の四球で1死1・2塁とすると、ここで五番手のシュルツ投手が登板。そして、井口選手と大松選手が二者連続三球三振に打ち取られます。
 そして、シュルツ投手は8回のマウンドにも上がりますが、投球練習中にアクシデントがあって降板。すると広島は抑えの永川投手を緊急救援させます。
 そして8回は三人で打ち取られますが、9回は1死から代打の根元選手が安打を放ち、さらに2死後にサブロー選手も安打して、一打同点の好機を作ります。しかしここで井口選手が倒れて試合終了。交流戦初のカード連敗となると同時に、順位も埼玉に抜かれました。観客数は1万2千人ほどでした。

2009年05月28日 23:25