2009年05月25日

虚言知事

 「完全無所属」に始まり、様々な嘘が報じられている森田健作千葉県知事が、今度は芸能人時代からの売りである「剣道」でも虚偽発表していたと報じられました。
 別に彼の言う事など一切信じた事はないですし、もちろん二度の知事選でも投票などしていません。したがって、別にだまされたと思ったり、腹が立ったりする、などと言うことはありませんが、その「嘘つき」ぶりには呆れています。
 以前のいた会社に、とにかく嘘をつかねば気が済まない、みたいな人間がおり、一種の病気みたいなものだと認識していましたが、彼もその同類なのでしょうか。

 ただ、これだけ有名な「嘘つき」になったのですから、少しはそれを県民のために活かしてほしいものだと思います。
 たとえば、「『事故を起こしたので金を振り込んでほしい』『還付金があるからATMで指示通りに操作して欲しい』という電話および、『完全無所属で剣道二段』などという選挙宣伝は全部嘘です。だまされないで下さい」と書かれたポスターに登場する、などというのはどうでしょうか。これを大量に刷れば、千葉県の「振り込め詐欺」発生率はかなり減るかと思われます。もし彼に「期待」する事があるとしたら、それしかありません。

 話は少々ずれますが、先日は、国交省と交渉して、アクアラインの通行量値下げ試験を勝ち取った、とか言って喜んでいました。本人が喜ぶのは勝手ですが、その値下げ分の補填は国と県が折半するとの事です。つまり、県民負担が増すわけです。つまり、アクアラインを使わない県民にとっては、迷惑でしかありません。
 もう一つの公約である「成田リニア」もそうですが、本当に、土地を持っている人や土建関係ばっかり潤い、県民には負担ばかりかける政策ばかり打ち出す知事です。せめて、これらの「公約」が得意の「嘘」だったら救いようがあるのですが、こちらはそうでないわけです。本当にたまったものでありません。

2009年05月25日 01:21