2009年05月14日

まさかの逆転サヨナラで連勝止まる

 福岡で行なわれた福岡-千葉は大場投手と小林宏之投手が先発。今日も西岡選手が一番に入り、また、五番には大松選手が久々のスタメンで入りました。
 初回、西岡選手がいきなりバント安打を決め、続く福浦選手がヒットエンドランを決め、いきなり無死1・3塁と先制機を作ります。しかし、サブロー選手が三振の後、井口選手が併殺で、この好機を活かせません。
 一方、今季いまだ未勝利の小林宏投手ですが、今日は立ち上がりから安定した投球を見せ、3回までを1安打無失点で抑えます。

 2・3回も大場投手の前に抑えられた千葉打線ですが、4回に先頭の福浦選手が安打を放つと、続くサブロー選手が6号2ランを放ち、今日も先制に成功します。
 さらに続く5回、2死1塁から早坂選手が盗塁を決め、さらに暴投と四球で1・3塁とすると、福浦選手が2点適時打を放ち、4対0と差を広げます。
 これで今季初勝利が大きく近づいた小林宏投手ですが、その裏、1死から連打と死球で満塁とすると、犠飛と適時打で2点を返され、再び、2点差に戻ります。また、「持病」である足の痙攣を起こしましたが、降板せずに投げ抜きました。
 直後の6回表、千葉は1死から四球と安打で1・2塁とし、内野ゴロで2死2・3塁となります。ここで一打が出ればまた4点差となるところですが、今江選手が倒れ、突き放すことができません。
 しかし、その裏、小林宏投手もいきなり二塁打されますが、そこから後続をおさえ、0点に抑えます。そして続く7回裏もマウンドに上がり、先頭打者を打ち取りますが、そこで二度目の痙攣が発生して降板します。続く川崎投手はいきなり安打されますが、続く打者の外野フライに打ち取り、さらにエンドランがかかっていたために一塁走者が戻れず、併殺となります。
 さらに8回はシコースキー投手が三人で抑えます。一方、福岡もリードを許す展開ながら、攝津投手・久米投手、さらにはファルケンボーグ投手と勝ちパターンの投手を出し、逆転に望みをかけます。
 そして9回裏には当然ながら荻野投手が登板。ところが、先頭の小久保選手に内野安打を打たれてしまいます。そして、続く長谷川選手に0-2からの三球目を右翼席に運ばれ、あっという間に追いつかれます。そして続く田上選手が初球を弾き返すと、打球は左中間フェンスを越えるサヨナラ本塁打に。2球連続被弾でまさかのサヨナラ負けとなってしまいました。
 荻野投手は今季初失点で初黒星がついてしまいました。また、小林宏投手の今季初勝利もお預けとなってしまいました。チームも今季初の4連勝およびカード3タテを逃し、一日で4位から5位に後退しています。観客数は2万9千6百人ほどでした。

2009年05月14日 23:19