2008年07月12日

唐川投手、東北で連勝

 今更ながら金曜の話を。
 仙台で行なわれた東北-千葉は青山投手と唐川投手が先発。唐川投手は、先週に続いての仙台での登板となりました。一方、青山投手は今季初先発です。
 また、負傷で登録抹消となっていた橋本選手が、約2ヶ月ぶりの一軍復帰で、八番DHでスタメンとなりました。

 唐川投手は、先週同様、ほぼ毎回走者を出すものの、後続を断つという投球で、東北打線を抑えます。一方の青山投手も同様の投球を見せます。2回には2死から四球と失策で好機を貰うも得点できず、4回の無死2塁も活かせません。
 そのまま0対0で迎えた8回、先頭の根元選手が歩き、さらに盗塁と安打で1死1・3塁となります。ここで大松選手を迎えた所で、東北は有銘投手を投入しますが、最近、左を全く苦にしていない大松選手は、右翼深くに犠飛を放ってついに千葉が先制します。
 大松選手は火曜の勝ち越し本塁打、水曜の同点本塁打に続く先制犠飛と、今月に入ってから、驚異的な勝負強さを見せています。
 これで勝ち投手の権利を得た唐川投手ですが、その裏、1死から安打されたところで交代となりました。7安打されたものの、無四球無失点という堂々たる内容でした。
 そして9回には橋本選手が復帰後初安打を放った後、西岡選手の安打で走者をため、根元選手が左翼線を抜くと、これがランニング本塁打に。今季チーム4本目のランニング本塁打ですが、これはリーグタイ記録とのことです。
 これで4対0とし、投げては川崎投手・荻野投手がともに無安打で抑え、そのまま完封リレーを達成しています。唐川投手は5勝目、チームもゲーム差なしながら、今月二度目の「最下位脱出」を果たしています。観客数は1万3千8百人ほどでした。

2008年07月12日 14:15