2008年07月04日

唐川投手、完封のがすも久々の勝利

 仙台で行なわれた東北-千葉はドミンゴ投手と唐川投手が先発。初回、先頭の西岡選手が歩くと、根元選手が左中間を破ります。これが適時三塁打となり、即座に先制しました。さらに、四球で1・3塁となり、併殺崩れの間にもう1点入ります。
 一方、交流戦で勝星があがらず、6月末は二軍で調整となった唐川投手ですが、序盤から毎回安打されるも、得点は許しません。特に、交流戦では走者を出した時の投球が課題となりましたが、走者は出すものの盗塁は許さず、調整の成果を見せます。

 そして3・4回をともに併殺で切り抜けると、5回には二塁打で出たサブロー選手を、根元選手が適時打で返して追加点を挙げます。この時点で、根元選手は三安打。次に本塁打が出ればサイクルでしたが、残念ながら最後の打席は打ち取られてしまいました。
 その後も、唐川投手は走者を出しますが、要所は抑えます。7回には1死から安打されますが、この試合三度目の併殺で凌ぎました。
 しかし8回、先頭打者に安打されると、まだ完封の可能性があったものの、バレンタイン監督は迷わず交代しました。球数が100球を越えたのと、無死1塁から上位打線というのを警戒したのがあるのでしょうか。
 二番手の川崎投手が一人を抑えますが、続く久保投手が連打され、1死満塁とされます。ここで打席にはフェルナンデス選手が登場。一発出れば逆転のところでしたが、犠飛こそ打たれましたが、続く山崎武選手も打ち取って最少失点に抑えました。
 そして9回は荻野投手が三人で抑えて試合終了。パリーグ相手では7カードぶりとなるカード勝ち越しを決めました。唐川投手は4勝目を挙げています。観客数は1万9百人ほどでした。

2008年07月04日 00:52