2008年07月12日

序盤の大量点を何とか守り、2ヶ月半ぶりの4連勝

 仙台で行なわれた東北-千葉は田中投手と成瀬投手が先発。今日はサブロー選手が外れて、早川選手が入った以外は、昨日と同じ顔ぶれでした。
 2回表、先頭の里崎選手が安打すると、続く大松選手が左翼線を破り、無死2・3塁と先制機を作ります。すると、ベニー選手が右前に落としてまず千葉が先制します。さらに、橋本選手が三塁強襲の適時内野安打を放って続くと、今江選手も犠飛を放ちます。
 さらに、早川選手の安打で1死1・3塁となり、早川選手が盗塁を敢行すると、捕手の井野選手が二塁に悪送球。記録は重盗となり、1点を追加します。なお、井野選手はこの回で交代となり、その後、長い間ベンチで説教されていました。
 さらに、続く西岡選手の一塁ゴロをフェルナンデス選手が悪送球し、これでこの回合わせて5点となります。

 いきなりの大量援護をもらった成瀬投手ですが、その裏、今日から一軍に復帰した鉄平選手に適時二塁打を打たれます。しかし、直後の3回表に大松選手が4試合連続打点となる適時三塁打を放ち、すかさず突き放します。
 成瀬投手はその裏、一番からの打順を三人で抑え、流れを作ったように見えました。ところが続く4回裏、1死から山崎武選手に二塁打されると、安打と死球で満塁に。そして2死後に嶋選手と渡辺直選手に連続適時打を喫して合計3点を返され、2点差に迫られます。
 序盤は点の取り合いになりましたが、後半から両先発が立ち直り、中盤は投手戦となります。成瀬投手は5・6回をともに三人で抑え、田中投手も走者は出すものの併殺二つなどがあり、追加点を奪えません。
 そして迎えた7回、成瀬投手が1死から安打されたところで、二番手の久保投手が登板します。その久保投手はいきなり安打されますが、続くリック選手にもいい当たりをされますが、抑えます。すると、右対右が続くにも関わらず、三番手としてシコースキー投手が登板。フェルナンデス選手選手を三振に抑えると、続く8回も三人で抑えます。
 5回から8回までいずれも三人で抑えられた田中投手は9回も続投します。対する千葉は、先頭の橋本選手が安打し、さらに代走の竹原選手が暴投で二塁に進むも、そこから牽制アウトで好機を潰したかと思われます。
 しかし、そこから今江選手が安打すると、2死後に西岡選手が適時二塁打を放ち、貴重なダメ押し点を挙げました。
 その裏、荻野投手は二死から死球と二塁打で1点は返されたものの、最後は抑え、7対5で千葉が勝利。4月末以来の4連勝を達成しています。観客数は2万3百人ほど。早々と当日券は売り切れになっていたとの事でした。

2008年07月12日 23:12